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車検とは?っていう話からしましょうかね。 国土交通省が定めた「保安基準」というのがありまして、それに適合しているか否かを定期的に検査するのが車検。正式名称は『自動車検査登録制度』っていうのね。排気ガスとかブレーキとかハンドル(直進性)が基準内にに収まっているか、車検証に記載されている内容と実際の車両が合っているかとか、そういうことをチェックするんだよ。 平成7年に道路運送車両法が改正されて、車検は「自動車のユーザー」が自ら点検を実施しても良いとされた。ちなみにボクは何度か自分で車検を通したことがあるんだよね。管轄の陸運支局のホームページで予約をして、ネットから24か月点検記録簿をダウンロードして自分でチェックして、近くの損害保険会社の窓口で自賠責保険証を発行してもらい、当日は重量税を収めるから現金をもって検査に行くの。それで陸運支局の検査員の指示通りに車を動かして、だいたい30分くらいで検査が終わる。 車検っていうのはコレだけなんですよ。 自分でやる場合は通称「ユーザー車検」と呼ぶけど、ディーラーが検査設備を自ら保有して検査員も雇っている場合=つまり『指定工場』を保有していればディーラーは自社で同じことをするし、『指定工場」を保有していないディーラーも沢山あるから、そういうところはディーラーの担当者が「ユーザー車検」と同じことをユーザーの代わりにするわけ。 ガソリンスタンドも同じで、中には『指定工場』を保有しているガソリンスタンド業者もいる(けっこう多いよ)から、そういうところは40分くらいで土日でもあっという間に車検を終わらせることができる。( (陸運支局は平日しか検査をしていない) さて、ここで車検とは何か?にもどるんだけど、勘違いしている人が多いのは「車検」の時に「整備」も一緒にやると思っていること。車検を請け負う業者によって値段がまちまちなのは、車検料金(自賠責保険料+自動車重量税)と整備料金をセットにしているからです。車検料金の差っていうのは整備の料金とか範囲の差・・・なんだよね。 ちなみにボクは、自分で車検を通せない(スケジュール的に無理)だとガソリンスタンドの中で自社の指定工場を持っているところにお願いしてます。故障とか整備はディーラーでその都度お願いしている。だから車検時に整備までやることは無いです。持っている車はイタリア車とかフランス車とかだけど、車検そのものの料金は輸入車だろうが日本車だろうが「自賠責+税金」だから一緒なんだよ。
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質問者からのお礼コメント
回答してくださった皆様ありがとうございました! 詳しく教えてくださった方にベストアンサーを。
お礼日時:1/19 15:39