もちろんイギリスは比較的冷涼な地域ではありますが、一番はハリーポッターではそもそも「夏」が描かれることが少ない、ということが理由でしょう ご存知だと思いますが、海外では9月に新学期が始まり6月に終わって長い夏休みが始まるというスケジュールを採用していることが多く、ご多分に漏れずホグワーツもこのタイプの年間スケジュールを採用しています そのため、ハリーポッターは、新年度が始まる直前から物語が始まって1年間を過ごし、夏休みが始まると共に学校から家に帰って1巻終了、という流れが定番になってます 必然的にいわゆる「夏本番」は物語から省略されるという訳ですね イギリスは比較的冷涼、と言いましたが、ハリーが夏休みを過ごすイングランドと、ホグワーツがあるスコットランドでは少し事情が異なります イングランドは夏は夏で普通に暑くなります 『不死鳥の騎士団』ではハリーが半袖で公園などを出歩いている場面が出てくると思います ディメンターに襲われるシーンは半袖ですよね ちなみに『不死鳥の騎士団』は映画でも原作でも一番夏を描く期間が長いです スコットランドは夏でも半袖にはならないくらいの気候ですし、冬はガッツリ雪国です ハリーポッターにはシリーズを通して雪のシーンが印象的に出てきますし、USJにあるハリポタエリアの建物には雪が積もっているんですよね