以下の自然エネルギー財団の報告書『2030 年エネルギーミックスへの提案 (第 1 版) 自然エネルギーを基盤とする日本へ』の一節を読んで、
以下の自然エネルギー財団の報告書『2030 年エネルギーミックスへの提案 (第 1 版) 自然エネルギーを基盤とする日本へ』の一節を読んで、 下の質問にお答え下さい。 https://www.renewable-ei.org/pdfdownload/activities/REI_2030Proposal.pdf 『第2節 風力発電の導入可能性 風力発電は、世界的には太陽光発電とともに自然エネルギー拡大の牽引力となってきたが、 日本では電力系統への接続制約と立地制約、長期を要する環境アセスメント手続き、更にこれ らとも関連するコスト高により導入が著しく立ち遅れて来た。2019 年度末時点では 4.37GW が送配電会社に接続している。そのうち、再エネ特措法のもとで運転開始した設備は 1.60GW である。また、再エネ特措法のもとで、すでに新規事業計画認定を取得し、今後稼働予定の設 備は 8.14GW ある。 しかし最近では、特に洋上風力拡大への期待が日本でも高まり、2019 年に「再エネ海域利用 法」が制定され海域利用制度が整備された。また、2020 年 7 月には、洋上風力を拡大する事を 目的に、官民協働で課題解決に必要な政策を明らかにするため「洋上風力の産業競争力強化に 向けた官民協議会」が設立されるなど、風力発電産業全体で洋上風力を促進していこうとする 動きが始まっている 35。こうした動きが活発化することで、送電網の強化など、陸上風力のた めの環境も整っていくことが期待されている。 発電コストに関しては、世界では 2019 年時点で陸上風力発電コストが 5.3 セント/kWh に なっており、すでに最も安価な火力発電よりも安いとされている 36のに対し、日本における陸 上風力発電の発電コストは、9.2~11.1 セント/kWh(2019 年)であり、世界に比べて2倍ほど高 い水準となっている 37。風況など自然環境を除いても、著しく高い資本費と運転維持費が高コ ストの要因といえる 38。日本においても風車の大型化や市場拡大による、コスト低減のポテン シャルはまだまだあると考えられ、ブルームバーグ NEF は、2030 年度に向けて、日本の陸上 風力発電の発電コストは、4.9~6.7 セント/kWh(5~7 円/kWh)まで低下すると推計している。』 ① 『風力発電は、世界的には太陽光発電とともに自然エネルギー拡大の牽引力となってきたが、 日本では電力系統への接続制約と立地制約、長期を要する環境アセスメント手続き、更にこれらとも関連するコスト高により導入が著しく立ち遅れて来た。』のは、なぜでしょうか? ② 『最近では、特に洋上風力拡大への期待が日本でも高まり、2019年に「再エネ海域利用法」が制定され海域利用制度が整備された。また、2020 年7月には、洋上風力を拡大する事を 目的に、官民協働で課題解決に必要な政策を明らかにするため「洋上風力の産業競争力強化に向けた官民協議会」が設立されるなど、風力発電産業全体で洋上風力を促進していこうとする動きが始まっている。』事は、洋上風力発電こそ自然エネルギーの本命と言う事ですか? ③ 『こうした動きが活発化することで、送電網の強化など、陸上風力のための環境も整っていくことが期待されている。』のは、陸上風力発電も拡大の余地がある訳ですか? ④ 『発電コストに関しては、世界では2019年時点で陸上風力発電コストが5.3セント/kWhになっており、すでに最も安価な火力発電よりも安いとされているのに対し、日本における陸上風力発電の発電コストは、9.2~11.1セント/kWh(2019年)であり、世界に比べて2倍ほど高い水準となっている』とは、日本のコスト水準を世界レベルまでに低下させる事で、画期的な普及が期待出来ると思いますか? ⑤ 『風況など自然環境を除いても、著しく高い資本費と運転維持費が高コストの要因といえる。日本においても風車の大型化や市場拡大による、コスト低減のポテンシャルはまだまだあると考えられ、ブルームバーグNEFは、2030年度に向けて、日本の陸上風力発電の発電コストは、4.9~6.7セント/kWh(5~7 円/kWh)まで低下すると推計している。』とは、現在の発電コストは今と比べて約半減すると言う事ですか?
ベストアンサー
① 風力発電は、世界的には太陽光発電とともに自然エネルギー拡大の牽引力と成って来たのでありますが、 日本国では電力系統への接続制約と立地制約、長期を要する環境アセスメント手続き、更にこれらとも関連するコスト高により導入が著しく立ち遅れて来たのは、原発推進政策を続けて来た自民党政権と経済産業省の【共犯】の成せる技と言えるのであります。 ② 最近では、特に洋上風力拡大への期待が日本でも高まり、2019年に『再生可能エネルギー海域利用法』が制定され海域利用制度が整備されたのであります。 また、2020年7月には、洋上風力を拡大する事を目的に、官民協働で課題解決に必要な政策を明らかにする為に、『洋上風力の産業競争力強化に向けた官民協議会』が設立される等、風力発電産業全体で洋上風力を促進していこうとする動きが始まっている事は、洋上風力発電こそ自然エネルギーの本命足り得ると言う事であります。 ③ 斯様な動きが活発化する事で、送電網の強化等の陸上風力のための環境も整っていくことが期待されているのは、陸上風力発電も拡大の余地がウィンドファーム型での導入も可能であり、太陽光発電との併設も大いに在ると思うのであります。 ④ 発電コストに関しては、世界では2019年時点で陸上風力発電コストが5.3セント/kWhになっており、既に最も安価な火力発電よりも安いとされているのに対し、日本における陸上風力発電の発電コストは、9.2〜11.1セント/kWh(2019年)であり、世界に比べて2倍ほど高い水準となっているとは、日本国のコスト水準を世界レベルまでに低下させる事で、当然に画期的な普及が期待出来ると思うのであります。 ⑤ 風況など自然環境を除いても、著しく高い資本費と運転維持費が高コストの要因と言えたのであり、今後は日本国においても風車の大型化や市場拡大による、コスト低減のポテンシャルは未だ未だ在ると考えられるのであります。 ブルームバーグNEFは、2030年度に向けて、日本の陸上風力発電の発電コストは、4.9〜6.7セント/kWh(5〜7 円/kWh)まで低下すると推計しているとは、現在の発電コストは今と比べて約半額に低下すると言う事であります。
1人がナイス!しています
質問者からのお礼コメント
回答ありがとうございます。
お礼日時:1/24 20:24