・女性が男性を通じて就職を働きかけていたこと ・当日、女性が飲酒酩酊したこと ・男性が宿泊していたホテルに入館したこと ・性交を行ったこと、その際に避妊等はしていなかったこと ・翌早朝、女性が帰宅し、その後に男性が渡米したこと 以上は確かに当事者も争っていないので「事実」だと思いますが、質問者様の表現だと、あたかも男性が意図的に女性を飲酒酩酊させて性交に及んだような経過に受け取れます。男性は、飲酒は女性の自発的行為で、性交も女性から働きかけて偶発的に行われたものだと主張していますから、質問者様の記されている経過とはニュアンスがかなり違うわけです。 また、「拾われていない事実」「過度に強調されている事実」も重要です。電話をかけて「今空いてる？」と予定を聞き、お店をはしごし、酔っぱらってホテルで性交に及ぶこと自体は毎週末に全国各地で行われているでしょうから、それ自体は過度に重視すべきではありません。問題は同意の有無だからです。 男性の主張と女性の主張、どちらが正しいかは、証拠をきちんと整理しないとわかりませんが、どの事実を重視して拾い、どのように繋げるかにも解釈が少なからず入るということです。