近年ヨーロッパの映画が日本で公開されなくなったのはなぜですか?
近年ヨーロッパの映画が日本で公開されなくなったのはなぜですか? 昔はフランスやイタリアの映画も日本でよく公開されておりヒット作も多かったです。 そのせいで多くのフランス人俳優やイタリアからはソフィア・ローレンも日本で有名になりました。 今も欧州映画はなくはないにしても激減してますね? 何が変わったのでしょうか? アメリカ映画(ドラマも?)の会社が独占して欧州作品は見られないようにしてるのですか? それとも日本側が欧州と取引をしてないとか? または欧州の映画制作が縮小してしまったとか? 今もヨーロッパ映画は(日本以外でなら)海外で公開されてるのでしょうか? ヨーロッパ俳優は英語圏の映画で自身も英語を話せてでないと活躍できないのでしょうか? 言語の問題は大きいのでしょうか? ナタリー・ドロンのご冥福をお祈りします。
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ベストアンサー
特定地域の話しで申し訳ありませんが、東京では毎月ヨーロッパ映画の新作は公開しています。 私はアメリカ映画もよく観ますが、ヨーロッパ映画や世界各国の映画も大好きです。 年間20本以上のヨーロッパ映画を映画館で鑑賞しています。 本日もポーランド映画の「聖なる犯罪者」を観に行く予定です。 しかし、これは恵まれた環境の話ですね。 東京以外にもミニシアターのある都市など、ヨーロッパ映画派小さい規模で 上映されてもいますが、それも限られた地域の話ですね。 シネコンで上映されるヨーロッパ映画は非常に少ないです。シネコンで上映しヒットした「最強のふたり」の例があるように、需要が全くないとは思えませんが、大手企業が経営するシネコンはリスクを取りたくないので、邦画とハリウッド映画以外はあまり上映しません。 日本人の「洋画離れ」も大きいです。 今の若い方は邦画の方が人気と言っていいです。 ヨーロッパ映画をミニシアターに観に行くと、中高年で埋め尽くされています。自分が観客の最年少だと思われるような回も多いです。 ヨーロッパ映画を配給している会社の多くが規模の小さな配給会社で、生まれては消え、を繰り返してもいます。 良質のヨーロッパ映画は毎年多く日本に配給されていますが、受け入れてくれる映画館は限られています。 優れた傑作を買い付けても、受け皿を探すのが難しいのが日本の現状です。 そして、その受け皿になっているのが、やはり小さな規模の映画館です。 全国規模では難しい状況になっていますね。 日本人がこぞって洋画を観た時代と、今はいろいろ変わっています。これはヨーロッパ映画の問題というより、日本人の映画ファンの変化という理由が大きいです。 今もヨーロッパ映画では毎年素晴らしい映画が作られています。 新型コロナのアメリカの感染状況の問題で、ディズニーを中心にハリウッドが日本が既に配給済みの映画の公開を多くとめています。 シネコンでは私があまり興味がないタイプの邦画ばかりで、洋画の供給がとまって、困っています。 しかし、ミニシアターでは新作のヨーロッパ映画が次々上映されています。 ヨーロッパも今は映画制作も難しいでしょうし、世界各国の映画館も苦境に 立たされています。 お近くで上映がなくても、優れたヨーロッパ映画は毎年日本に配給されています。チェックされてみてください。レンタルや配信など、ご覧になる手段はあるかと思います。
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アメリカの映画会社が日本市場を独占しようとしている事実もありません。 全て、日本(人観客)の需要と供給の問題です。 その需要と供給を、日本の映画会社(大手)が決めつけているところに、忸怩たる思いはあります。 しかし、特に若い世代の洋画離れは実際あります。この層の多くの方にヨーロッパ映画の魅力が伝わるのはなかなか難しいようです。 ヒットしたフランス映画「最強のふたり」の好例を活かして欲しいとは思っています。 因みに私が年末に観に行った映画はフランス映画でした。 セドリック・クラピッシュ監督(好きです)の「パリのどこかで、あなたと」です。 これもミニシアターでした。
質問者からのお礼コメント
皆さま、回答ありがとうございます。
お礼日時:1/26 9:48