問4も問5もすでにある2回答の通り(ただ、無効電力の単位は、Var ではなく var だったと思う)。
問4についてだけ、なぜそうなるかの説明/証明しておきます。
「電圧 E の定電圧源と抵抗rの直列接続」と「電流 J の定電流源とコンダクタンスgの並列接続」がどんな負荷にたいしても等価となる条件は、
E =r J 、r = 1/g
です。
証明
電流 J の定電流源とコンダクタンス g の並列接続に負荷をつないだときの負荷の電流 I と電圧 V は、
I = J ー g V・・・・・(1)
を満たす。
一方、電圧 E の定電圧源と抵抗 r の直列接続に同じ負荷をつないだときの負荷の電流 I と電圧 V は、
V = E ー r I・・・・・(2)
を満たす。
(2)式は次のように変形できる。
I = (E ー V)/r
I = E/r ー (1/r)V・・・・・(2')
(1)式と(2')式を比較すると、
J = E/r 、g=1/r
であれば、(1)式と(2')は一致することがわかる。よって・・・・・。
(証明おわり)
これを2つの回路にあてはめれば・・・・・・。