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ID非公開さん
2021/1/24 3:29
7回答
一眼レフカメラのレンズについて質問です。
一眼レフカメラのレンズについて質問です。 マクロレンズの購入を考えているのですが、 ① 【Canon】 →EF-S 35mm F2.8 IS STM マクロ ② 【SIGMA】 →SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO / Art ③ 【TAMRON】 →90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(F017) 以上3点のうち、どのマクロレンズを購入するか悩んでいます。 使っているカメラボディはCanonのeoskiss x5(aps-c)です。 当初はCanonのEF-S35mmを購入しようと考えていたのですが、接写を想定した時に、もうすこし長いワーキングディスタンスを確保したいと思い、SIGMAとTAMRONも選択肢に含めて検討している次第です。 また、マクロレンズを用いた撮影目的としては、花の接写撮影に加えて野外で鳥や虫の撮影もしたいと考えています。 そこで質問ですが、aps-cセンサーにより画角が1.6倍になるということを踏まえて、 ① TAMRONのレンズを選択した場合に、35mm換算で144mmの画角というのはマクロレンズだと使いにくい部分があるのでしょうか。 (マクロレンズにしては望遠すぎる?) ② マクロ機能を使って接写する場合、上述のCanonとTAMRONのレンズのように手ぶれ補正機構はついていたほうが良いのでしょうか。 以上2点について、各レンズの値段は度外視してお答え頂けるとありがたいです。 正直なところ、Canonのレンズには先端にLEDライトが内蔵されているけどワーキングディスタンスがあまり確保出来ないし、SIGMAは35mm換算で約100mmと画角的には使いやすそうだけど手ぶれ補正が無いし、TAMRONは手ぶれ補正があるけど35mm換算で144mmは望遠すぎるかな?など、三者三様で選びきれずに悩んでいます。 カメラに詳しい方や、レンズを実際に使っている方など、お答えを頂ければ幸いです。 よろしくお願い致します。 長文で失礼しました。
ベストアンサー
撮影距離の問題もありますが、ゆがみの程度が短いレンズほど大きく、長くなるほど小さくなるため、許容可能ななるべく長いレンズを選ぶのが安全です。 イメージセンサの大小と関係なく、50mm以下だとやや短すぎる印象です。コンデジに疑似マクロはあってもマクロが無いことも、こうした条件が関係しているだろうと思います。 マクロ域内では手振れ補正より被写体ブレが問題になる場合が多く、例えば葉の上にいる小さな昆虫は、葉が揺れていると撮ることが困難で、茎は細く花が大きい場合も同様です。 微風があっても手で静止させるなどの必要があるので、やむを得ず(最低を回避するために最良を諦める等)短いレンズの方が適する場合もありますが、原則は、長いレンズから順に検討していきましょう。 手振れ補正は通常域で撮影する場合が主な働き口です。 「>画角が1.6倍になる」 これ、ちょっと誤りがありますね。1.6倍焦点距離のそれと同じ画角になる→狭まる、です。カメラそのままに1.6倍の長さのレンズに換えたのと同じ状態で、焦点距離と対角画角は反比例するので画角は1/1.6倍となる…が正解です。 一般に販売されているマクロレンズは90mmや100mmが「短いもの」で且つ最もベーシックで、長い物だと180mmまでが普遍的です。フルサイズ160mmとCanonAPS-C100mmが同じ画角ですから、やや長い(狭い)程度ではあるものの標準的な範囲内だと思いますよ。 90mmと100mmとで大きくは違いませんが、90mmを選んでおけばいいんじゃないでしょうか。それ以前にタムロンは古く、マクロレンズで名を馳せた経緯があって、「サードパーティー製品が不安だが”純正”の何が良いのかも分からないし見比べても分からなかったから”純正の方が良いと言っておこう”」という残念な人たちを除けば、タムロンを選んでおくのがベターです。 より安価で、より光学性能でも優るものをあえて除外する蓋然性はないでしょう。 手振れ補正は無くてもあまり困りませんが、三脚が無いと接写が出来ない場面は多々あり、被写体ブレがどうしても収まらないから仕方なく、被写体ブレが目立ちにくい距離まで離れてシャッタを切るとか、カリバチが枝葉の上でせわしなく仕事をしているからなかなか静止した瞬間が撮れない(ブレる)などあって、私はマクロ域で撮影する場合には三脚を必須セット品と解釈しています。 またカリバチにしてもそうですが、攻撃性を持つ動物に過度に近寄るのは好ましくありませんし、他の動物でも近づきすぎれば逃げられてしまうことからも、焦点距離の長さは優位に作用します。 タムロンとkiss x5を例にとると、レンズ長が約12cm、カメラ長が約8cmで計20cm、レンズ最短撮影距離は30cmで、ファインダから約50cm先が最短撮影距離です。 成人男性の腕の長さは70cm前後です。ファインダを覗いた状態だと、ファインダ面と肩の位置は概ね横並びなので、カメラを片手でホールドするとして、手(指先)が届く距離はレンズの先の20cmまでで、つまんで動きを抑えようとするならレンズ先端より10cm程度までしかカバーできない点で、やや不自由を感じることはあるかもしれません。 かと言ってレンズを60mmや50mmに変えたところで半分の距離まで迫れる訳でもなく、こうならないために三脚が必須だと私は考えます。 個人的にシグマのartは好きでよく使うのですが、このマクロに関してはかなり期待外れでした。価格が安いので癖があるだろうとは思っていたものの、中心解像力の1点だけに全財産を使い果たしてしまって、屋根も壁も穴だらけのおうちのようです。 それでもEF-Sマクロよりはだいぶ優良ですが。 といったところからタムロン、ポートレートなどに使うアテがあるなら現行品、なければ旧製品中古でも良いでしょう。と携帯容易で倒れない、「カメラ置き場」代わりの三脚との購入を勧めます。
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質問者
2021/1/24 16:37