ぼくは運動部に所属したことはないし、体育会系なノリは大っ嫌いな方だけど部活を廃止するべき、とまでは思わないですねえ。
「部活」にいろんな功罪があるのはたしかです。
人によってはあなたのように部活をやる時間を勉強に当てた方がいい人もいるかもしれません。
でもそうではない人もいます。
あなたひとりの価値観で廃止したとしたら、かなしむ人も出てくる。
あと、大人になってみて思うのは、若い、体がまだ出来上がっていないときの運動習慣って、あとあとすごく大事になるということ。
特に小学校、中学校は循環器系の発達が著しいので、この時期の運動してる/してないは、その後の体力や運動能力や健康にかなり大きな影響を与えます。
「教育」とは、すべからく価値観の押し付けです。
若いうちはみな、物知らずで愚かです。
愚かゆえに将来何が必要になるかはわかりません。
(自分の若い頃を思い出してみてもつくづく、愚かだったなあと思う)
なので、むしろ部活については賛成。
将来的な健康や体力作りのことを考えると、運動が苦手で自分からは運動をやらない子ほどさせた方がよさそう。
これは極論なので賛否両論はあるかと思います。
あと。
部活ってなあ、教師サイドからしてもよくないのよ。
あれのせいで教師も残業とか休日出勤とかなるし、しかもそれで得られる手当ては雀の涙。
教師の過労とか鬱の背景には部活動顧問問題はかなりあります。
さらに、教師って結構新しいことを勉強しないから、そのスポーツのトレーニングとかコーチングとか知らない人が多い。
だから成長期の壊れやすい肉体の若者を物知らずの教師に任せたくない、とは思います。
部活はアリ、だけど、部活をするなら教師に顧問をやらせるのではなく、専任のフィジカルトレーナーとかコーチを雇うべきだと思いますねえ。
そうしたら、スポーツで食える道も広がるし。
部活を廃止するのには反対ですが、改善すべき点は大いにある、というのがぼくの意見でした。
参考になればなによりです。