ホロコースト:『死の軍団』について。 もし知っている人がいたら教えてください。
ホロコースト:『死の軍団』について。 もし知っている人がいたら教えてください。 ルパート・バトラーという人の書いた『死の軍団』(Legions of Death)1983年の本があります。日本語版はありません。 この本に登場する、バーナード・クラークという英国軍人の階級をご存知の方いるでしょうか? ネットで入手したp.236-237の画像だけは持っているのですが、それ以外のページはネットにもないようです。 何故知りたいかというと、そのページにはクラークの階級と思しき「Captain」との記載があるのですが、Captainは大尉とも訳されますが、他にも意味があり、大尉とは限らない上に、ロベール・フォーリソンの書いた論文を読むと、sergeant-interpreter、つまり翻訳軍曹とあるのです。 ところがそうすると、今度はクラークの役割がおかしなことになるのです。どう読んでも、文章中の役割は逮捕チームの隊長です。しかし、軍曹が隊長とはおかしいとしか思えません。隊長は将校であるはずです。 おそらく結論はこうだというのはわかっているのです。クラークは隊長ではなく、ハンス・アレキサンダー大尉という人物がほんとの隊長なのです。 https://www.shz.de/lokales/schleswiger-nachrichten/wie-rudolf-hoess-in-sh-verhaftet-wurde-id7854406.html# 『死の軍団』は、バトラーが資料を元に書いており、どうもバトラーがクラークが隊長だと間違えたようなのです。 しかし、確定できずにモヤモヤしております。軍曹だというのはフォーリソンがそう書いていたというだけでしかありません。 https://www.ihr.org/jhr/v07/v07p389_Faurisson.html 追記ですが、この『死の軍団』を用い、リビジョニストは、アウシュヴィッツ司令官だったルドルフ・ヘスが、拷問で自白を強要されたと書いてあり、証言は信用できない、とか言っていますが、よく読むと、確かに逮捕現場で自分がルドルフ・ヘスだと認めた時に、その場にいたユダヤ人軍曹に激しい暴行を受けていたらしい記述はありますが、これはその軍曹の両親がアウシュヴィッツで殺されたから、そいつがヘスとわかって逆上し、復讐に燃えただけだとしか解釈できません。 自白とは関係がないのです。その暴行は現場にいた医務官が「このままにしたら死体になるよ、止めた方がいい」と隊長に言ったので、止めたのです。 要するに「暴行は止めた」のです。そりゃそうです、復讐に燃えてるんですから、さっさと止めるべきです。 そして車に乗せられて「隊長」に質問攻めにあって、「ヒムラーの命令でやりました」と初めて自白するのです。この自白時には暴行・拷問はありません。 そして、『死の軍団』ではない資料に、やっと拷問が登場しますが、拷問といっても、ただ単に三日間眠らせなかっただけなのです。おそらく、眩しい光だとか轟音も使わず、同じ独房にいた英軍兵士に、眠りそうになると突っつかれて寝ないようにされていただけです。 そして、三日目になってやっとヘスは「自分の口から」具体的な罪の内容を自供し始めるのです。 これのどこが拷問により無理矢理自白させられた、なのでしょうか? むしろ本人の自らの意思で喋るように持っていっただけにしか見えないのですが。 確かに断眠は拷問には入りますが、たったの三日ですよ? しかもよく考えると、ヘスを拷問で無理矢理自白させた説は、リビジョニストにとっては論理矛盾になります。 だって、リビジョニストにとってはアウシュヴィッツ事件はそもそもなかったんだから。 これらのことについては、もっと詳しくこちらで解説していますので興味があればお読みください。 https://note.com/ms2400/n/n6b274e70bf04 ホロコースト否定派さん、よーく考えてご覧。ヘスへの、たったの三日間の断眠のような軽い拷問でなく(三日寝ないくらい頑張れば自分の意思ですら可能だと思いますが)、もし仮にアウシュヴィッツ事件がなかったのであれば、激しい拷問による自白強要なんてあり得ませんよ? アウシュヴィッツ事件があったのなら、激しい拷問はあり得ます。どうしてこんな簡単なことに誰も気づかないのでしょうか? 要するに、フォーリソンがあまりにも無茶苦茶な主張をしているから、他の大勢のリビジョニストがそれに釣られたのです。フォーリソン説を知ったらびっくりしますよ? フォーリソンはあまりにも馬鹿げた主張をしています。 ともあれ、バーナード・クラークという名の英国軍人の階級をはっきり知っている人がいたら、お教えください。
ベストアンサー
画像の文章では'Captain'と'Clarke'は別人としか取れま せん。 ちょっとネットで調べただけで、詳しく知りませんが、 "Legions of Death"の著者Rupert Butlerは、Bernard Clarkeのノートを借りて、この本を書いていて、謝辞で Bernard Clarkeに感謝を述べているそうなので、恐らく 直接知っていると考えられる人の階級を間違えるとは 到底考えられません。 また、Bernard Clarkeの自筆ノートから抜粋を書いて いるため、彼が主役のような役割で書かれていても 不思議はないと思います。 Bernard Clarkeが'sergeant-interpreter'であるという なら非常に納得がいきます。両親がアウシュヴィッツ 収容所で殺害されたということから出身はヨーロッパ 大陸であると考えられ、恐らくドイツ語が堪能なこと から、この部隊に配属されたのでしょう。彼が所属して いたのはイギリス陸軍の第92Field Security Sectionの 逮捕部隊です。
回答ありがとうございます。 私は英語が苦手なので、実際のところは、ネット検索もままならない状態だったりして困っておりました(どうにかして訳さないと読めないので)。 もしよろしければ、以下の記述がどこにあったのか、リンクをお教え願えませんでしょうか? >"Legions of Death"の著者Rupert Butlerは、Bernard Clarkeのノートを借りて、この本を書いていて、謝辞で Bernard Clarkeに感謝を述べているそうなので 個人的にはクラークの階級・立場を確定させてしまいたいので、『死の軍団』を海外に既に発注してしまいました。英語もろくに読めないのに、気になってしまって仕方がないので。
質問者からのお礼コメント
『死の軍団』が届いたので、あとは自分で調べます、英語全然読めないのですがなんとかなるでしょう(汗) ありがとうございました。
お礼日時:3/4 0:03