昭和歌謡曲の女性職業作曲家が少ないのはなぜですか? 男性作曲家は大勢いますが、女性作曲家はパッと浮かぶのは松宮恭子、宮下智くらい?
昭和歌謡曲の女性職業作曲家が少ないのはなぜですか? 男性作曲家は大勢いますが、女性作曲家はパッと浮かぶのは松宮恭子、宮下智くらい? 松任谷由実、中島みゆき、尾崎亜美とかはいますが、彼女らはシンガーソングライターですので、あくまで裏方としての職業作曲家のことです。 あと編曲家も女性はほとんどいないですよね。
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簡単にいうと~ 男性作曲家は提供先の歌手が男であっても女であっても同じ質や数を提供できる。女性作曲家は提供先が女性に大きく偏る。 ご質問にある3人のソングライターも自分で歌うか、楽曲提供する場合も100%もしくは大半が女性歌手に対してです。 宮下さんなどは特別です。男目線の曲をいくらでも作れる人の方が珍しかったですね。 これはもう男女の特性や強みの問題です。 作詞に関して言うと、文豪や詩人に男性が多いのと同じで男性の方がロマンチスト(甘ちゃん)で幅広い視野(女性目線も)を持ってます。 ↑相対的に。女性蔑視ではありません。女性は別に良いとこあるので。 職業作曲家は生涯で何千もの曲を創らなきゃならないし、苦手分野があったら立ちゆきません。 歌を聴く人(男女半々)は、歌に自分を重なり合わせたり、夢を持ったり涙したしするわけですから。歌には悲哀やロマンがないと。(特に昔は) 曲作りや編曲力においては、過去をさかのぼって見ても男性の方が優位性があります。使える楽器もギターのみ、ピアノのみ、譜面のみだけではなくいくつもの楽器を演奏できたりするのはやはり男性の方が圧倒的に多かったです。曲作りの方法の幅が広がれば作品の幅も広がります。 編曲するには流行にも敏感であると同時に、オーケストラの演奏に対しての知識を擁しなければ、いい曲(ヒット曲)を生みだす事が出来ませんね。 肝心の音楽面ではこの辺りが理由かと思います。 それと他の回答者さんも書かれてますが、昔になればなるほど社会構造的要因があったと思いますね。 女性は結婚して子供が生まれれば育児もしなくちゃいけない。「大先生」と呼ばれるまでは、現場に行ってしなくちゃいけないことが一杯ある。 途中であきらめたり、脱落した女性作曲家さんたくさんいたと思いますよ。 デビューしたての若い歌手だけならともかく、大物歌謡曲歌手・演歌歌手達から女性作曲家が「先生」と呼ばれるまでのハードルは高くてたくさんあったと思いますね。 長文失礼しました。m(_ _"m)
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