こんばんは。 この話は毎年出てますが、実はもう結論は出ていて、一般人がどうこう言える話ではないです。 http://www.nikokyo.or.jp/ →平たく言うとリフトを管理する協会。ここが認定しないとゲレンデのリフトは運行できないはずです。 ここが出している『スノースポーツ安全基準』というのがこれ。 http://www.nikokyo.or.jp/safety-snow/safety_snow_criteria.pdf で、真ん中から下の方にはっきりと明記されています。 （注6）【リフト利用時の注意】 →（リフト利用時の注意） →『ボーダーは、流れ止めををつけ、ハイバックをたたんでください』 平たく言うと、リフトの運行を許可してる協会が定めてるので、マナーとか気持ちとか実用性ではなく、完全にルールです。 勿論、一般財団法人が定めたルールなので法的規制はありません。 なので破っても罰金はありません。 その代わり、ゲレンデ運営者はその気になれば、リーシュつけてない人を乗車拒否できます。 昔はアライ（現在のロッテアライ）ではやってました。 アルツでもやってた頃があったような。 問題は… ゲレンデで板を流したり、リフト乗っててストラップが切れて落下して板が流れた際に、誰か、もしくは何かを傷つけてしまった時です。 勿論そうそう起きません。 私も26年やってて、初心者の頃から一度も流してません。 でももし、やってしまい、誰かを傷つけた（もしくは死亡させた）場合… 持ち主の罪は、リーシュの有無でも変わるでしょう。 この手の規則は、万が一の時の判定基準になります。 板を流して怪我をさせた、何かを壊した場合、例えその原因がリーシュじゃなかったとしても『流れ止めもつけてないから流れた』と判断されるでしょう。 一応この規則は弁護士のもとに監修されてます。 なので当然、責任問題です。 要は、そういう時用の話です。 協会が定めてるので、スクールでは絶対つけるでしょうね。 イントラさんは模範にならなきゃいけないので。 でも法的規制ではないので、つけてない人を罰する事はできません。 素人がどうこう言える話ではありません。既に結論は出てます。 あとは、それを守るか守らないかは、その人個人のモラルの問題です。 その代わり、付けてないで板を流して何かを傷つけた場合、万が一人身事故になった場合… 罪は重くなるでしょうね。 間違いなく。 そもそも、リーシュつけない流れって… 90年代は、あちこちのパークではハイクアップが基本でした。今みたいに流して入れるところは非常に少なかったです。 なので、ハイクするならリーシュいらないだろ、というのが、上手いフリースタイラーでは当たり前でした。 リフト乗らないですからね（笑） その流れで、上手い人はリーシュつけない、みたいな話が今でも残ってるのでしょう。 平たく言うと都市伝説レベルの話が今でも流れてる、ってことです。 かく言う私も結構な期間、つけてませんでした。 ここ10年近くかな…滑り仲間が変わり、イントラ資格持ってる友達が増えて、自然とリーシュ使うようになりました。 それまでは、板にはついてたけど使ってませんでした。 何かの時のために、板にはつけてましたがその程度でした。 正直、私も一生リーシュにお世話になる事はないでしょう。 でも、スノーボード続ける限りずっと付けてると思います。 室内ゲレンデでは外します。リフト無いので。 なので、なるべく付け外しの簡単なものを使ってます。 最後に。 よく、ゲレンデマナーとか事故の話で『下方優先』って話題が上がります。 ゲレンデでは、下を滑ってる人が優先ですよ、と言う話です。 今年も知恵袋で何回も、実際にぶつかった話は出てました。 その時の判断基準も『下方優先』かどうかです。 その下方優先も、この安全規則に則った話です。 読んでみればわかります。 なので、リーシュはどうでもいいって人が多いのに、下方優先は尊重する、と言うのも、何かおかしな話です（笑） ご参考までに。