備前焼の銘について
備前焼の銘について 他の焼き物名産地の作品は作者の名前が彫ってあったり印が押してあったりしますが、それと比べると非常にわかりにくい銘ですよね? 何か理由があるのでしょうか? ネットで調べても見つかりません。 詳しい方、ご解説頂けると有り難いです。
ベストアンサー
備前焼は、昔は規模の大きな焼成窯で共同で焼いたので、焼き上がった時に自分の作品を拾い出すために、必ず釜印を付けたので、個人個人が窯を持つ現代でも慣例で釘彫り等で、作品のサインや釜印を記すようになっています。 備前焼は幾つかの作家グループがあり、そこで個人別の陶印が登録され、パンフレットなどに公表されて記載されています。ただサイン、陶印はいずれの産地の作家でも一つだけでなく、幾つも使っており、パンフレットなどでは代表的なサイン又は陶印1つしか載っていませんが、公表されているだけ備前は親切でしょう。 それでもグループで公表しているだけですが、他の作家グループや参加団体の資料などに載せていない非公表の産地よりはむしろ判明しやすいと思います。
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質問者からのお礼コメント
お二人の方、ご回答ありがとうございました。 ある備前焼のグループのページで手持ちの作品の銘を幾つか確認する事ができました。 物故作家さんのものは消えてしまっているのですね… 一つ教養を得る事が出来ました。 ありがとうございました。
お礼日時:2/26 21:32