ベアリングで内径、外径、厚みが同じでもインナーレースの厚みとアウターレース厚み、ボールの大きさが違う物が存在しますが、どういった特徴がありますか?
ベアリングで内径、外径、厚みが同じでもインナーレースの厚みとアウターレース厚み、ボールの大きさが違う物が存在しますが、どういった特徴がありますか? 例えばクランクベアリングが純正欠品になっていて、純正よりインナーレースの厚みが増しボールの径は小さくなり数が増えていてアウターレースは薄くなっているベアリングはどうなんでしょうか? 取り付けは出来るはずなんです。 ですが、インナーレースの厚みが増している分、重くなり爆発・発生したエネルギーの損失も大きくなりますか?
ベストアンサー
ベアリング(本件の場合、転がり軸受け)は、JIS規格で決まっているのは、内径・外径・幅・肩のRなど、基本的な取付関係寸法です。 内部構造やレースの厚さなどは、各メーカの自由裁量です。質問文からも、この辺は御存知だと思います。 クランクシャフトやミッションに使うベアリングは、一般には市販されない「特熱品」が殆どで、さらに各部隙間などの設定が特殊なものになっています。 で、質問のレースが厚い場合、 > インナーレースの厚みが増している分、 > 重くなり爆発・発生したエネルギーの損失も大きくなりますか? 一般的に言えば、全くアベコベです。 レースが厚くなっても、重量変化は極僅かですし、慣性量の差も殆どありません。 厚くなった分、剛性が増し、つまり負荷による変形量が小さくなり、回転も滑らかになります。エンジンのロス馬力はむしろ減少するのが、普通です。 クランクベアリングでは、一般市販品よりも厚めのものが選ばれる傾向にありました。(現在では滑り軸受けが一般的になり、転がり軸受けは2ストロークの組み立てクランクに残るくらいです。)
質問者からのお礼コメント
装着出来る他種のベアリングを購入し流出するつもりだったので、助かりました。 気にせず使用してみます。 ありがとうございました。
お礼日時:3/5 10:34