原子力発電所の原子炉に入っている制御棒は どういった役割をしているのですか? 分かりやすい解説をお願いします

原子力 | 物理学35閲覧

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▲主たる役割は、2種類のウラン(238&235)でできた燃料棒に対して、制御棒を抜いて運転を始める(=核分裂反応を開始させる)ことが主たる役割です。燃料棒の中では自然にプルトニウムができて、増殖するように増えて、核分裂エネルギーを繰り返し、最後には消滅します。このよう燃料棒の中でできたプルトニウムの核エネルギー反応を利用するのが原子力発電であり、それを効率よく制御するのが制御棒(の役割)なのです。 ▲近年では燃料は、高燃焼度化燃焼、高燃焼コントロールが行われるようになりました。この燃焼改良に貢献しているのが制御棒です。そしてきめ細やかなコントロールにより(使用済み)燃料中に未燃分として、貴重なウラン235やプルトニウム239や同位体が残留しないよう完全燃焼するようになってきました。従って、近年では使用済み核燃料を(六ヶ所村等の)再処理工場に持ち込み解体しても、従来のように残留するウラン235やプルトニウム239は取り出せなくなりました。ここに再処理工場の存在の意義がなくなり、核燃料サイクル等の計画が頓挫して暗礁に乗り上げる背景となっています。