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2021/7/14 22:59

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核融合と核分裂の技術開発の経緯及び将来的の課題はどのような違いがあるか?

化学 | 原子力52閲覧

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

わかりやすい説明をしていただきありがとうございます。 ほかにコメントしてくださった方もありがとうございました。

お礼日時:7/15 23:57

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現在主流となっている核融合炉は、主にD-T(重水素-3重水素)反応という核反応を用いています。小さなエネルギーで核融合が起こりやすいが、必ず中性子が出てくる反応ですので、放射能が伴う方式になります。日本のJT60SAでは、核融合反応を発生することは出来ているが、持続できていないらしい。 ・D-D(重水素-重水素)反応は、D-T反応に次いで、小さなエネルギーで核融合反応が起こるが、これも中性子が出てくる反応です。 ・D-3He(重水素-ヘリウム3)反応は、少し核融合が起こりにくい反応ですが、中性子を出さない反応です。中性子が出ないのですが、JT60SAなどのプラズマ核融合ではD-D反応等も同時に発生するので、有用性が発揮できません。それに地上にはヘリウム3(3He)がほとんどありません。 ・p-11B(水素-ホウ素11)反応も中性子が出ないのですが、日本ではなく、外国で研究されています。 ・3He-3He(ヘリウム3-ヘリウム3)反応は、プラズマ方式でも中性子が出ない反応ですが、このなかでは最も発生しにくい反応です。ドイツが研究していますが、核融合に至ったという情報はありません。 核融合の将来の課題として、JT60SAなどの磁気閉じ込めプラズマ方式において連続的な核融合反応に至ることが第一に掲げられると思いますが、本当は、中性子を出さない核融合方式を実現することが強く望まれます。 道のりは遠いようです。 それまでは、既存技術による核分裂炉を暴走させない様に、注意深く使っていくほかないと思います。 例えば小型モジュール原子炉(SMR)など。 SMRは、使い終わってもそのまま保管するというコンセプトのようですが、安定な乾燥した台地が無い日本の国土に適合するか否かです。 日本のJT-60 https://www.qst.go.jp/site/jt60/ 中性子を出さない核融合 https://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/8803 https://gigazine.net/news/20181127-wendelstein-7-x-next-upgrading/

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