白い巨塔で柳原が嘘つき続けた理由がよくわからないのですがわかる方いますか?

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登録番号様、こんにちは。 柳原医師の設定が、確か、親が地方の郵便局か何かで、 滅茶苦茶貧しい訳でもないのですが、決して裕福でも なく、浪速大学医学部に留まって研究を続けて行く為 に先祖伝来の田畑の一部を売ってまで・・・みたいな 記述もあったと思います。 つまり、本人も懸命に勉強して、成績も抜群であり、 将来を嘱望されていたと思われます。しかし、面倒な 患者?を担当させられてしまい、財前の指示を受ける にも気を遣わなくてはならない状況(外遊直前)にあり、 柳原にとって、これら以上に不幸な状況も無かったと 思います。そして、財前たちが巻き起こした不具合を 誤魔化すように口裏を合わせることを強要されました。 パワハラなんて概念すらなかった、昭和40年代です。 従っておけば、医局内における自身の立場も保証されて、 更には、将来の為に非常に有力な婚姻の話もありました。 しかし、煮詰まってしまった?財前に罪を全て擦り付け られる!という局面に至って、真実を吐露したんです。 たとえ、偽証罪等に問われるとしてもです。里見や元の 同僚の協力もありました。 <おまけ> 現在は白い巨塔は全5巻ですが、当初は里見が浪速大学を 去り、財前が一審に勝つところまでで終わっていたんです。 続編が書かれたのは、あまりにも反響が大きくて、小説と しても妥当で社会正義?に則った終末を求められたから等 と言われています。だから、再審で財前側が有罪になって、 財前も癌に倒れるというのは既定路線ではなかったんです。 柳原も真実の証言をしてからは、流石に医局に居られなく なり、里見が自分の所に来れば?等の助けを出しますが、 柳原の贖罪はそれを受け入れることは出来ず、高知県の 無医村地区に赴任する道を選びます。里見はその過酷さを 言い含めるのですが、本人の決意は固い!では、せめて、 病に臥せっている財前を見舞ってから旅立っては?と提案 しますが、それも柳原は拒否します。本当に自分を許せな かった。財前を見舞って、楽になってはいけない程の苦痛 をあのお店の方々に負わせてしまったからです・・・。 山崎豊子の小説は此処までやるか!って位に重厚な作品の オンパレードなのですが、白い巨塔は別格かも知れません。 一番最初の映画化はあまり話題にならなかった?のですが、 田宮版のテレビドラマは今や伝説!になっていると申して もいいでしょう。それ程の名作だと思います。 昭和と令和での単純な比較は難しいとしても、田宮自身の 鬼気迫る迫真の演技もさることながら、脇を固める俳優陣 の豪華さは再現不可能だと思います。昭和の凄さ!ですね。 あまりにも長々と書き過ぎてしまいました。失礼しました。 以上です・・・。