【FXにおけるトレードルールの確立】 FXで長期的に利益を得るには、場当たり的ではなく 優位性のあるトレードルールを確立しそれを遵守し続けることが重要である
【FXにおけるトレードルールの確立】 FXで長期的に利益を得るには、場当たり的ではなく 優位性のあるトレードルールを確立しそれを遵守し続けることが重要である と言われており、最近は自身でもその重要性を身に染みて理解しております。 ただし、このルール策定においてエントリーのルールを 未だ確立できておりません。 当方はドル円デイトレ主体ですが、ロングで入るかショートで入るか 明確なトレンドが発生していない限りどちらでエントリーを行うにせよ 根拠は立てられてしまう。なので「このサインが出たらロング(orショート)」 と決まったルールではなく、長期足(日足),米10Y利回り,ドルインデックス をもとに環境認識でどちらかにエントリーし、根拠が崩れたら損切で 対応しております。 ただし上記は最終的にはその場の流れでの判断となり明確なルール とは言い難い。 【質問】 ①ルールというものは「分析⇒エントリー⇒資金管理⇒イグジット」 すべてを含め文書化マニュアル化できるレベルに落とし込みできる 必要があるか? (自身のルールを確立した先に、そのオペレーションを作業標準レベル に落とし込み、極端な話FXを知らない子供に操作させても同じ パフォーマンスが出るレベル) ②専業で自身の取引ルールを確立されている方は①のようにまでルールを 具体化されておりますか? ※自動プログラム EA売買についてはトレンドの捉え方や根拠性の 解釈に関して柔軟に対応できるレベルではないため、 完全に任せることは困難と考えております。 プログラムには成せない、トレンドの解釈やエントリー根拠といった 部分についても、人間にはオペレーション可能なレベルで ルールを確立されているか参考にさせていただきたい次第でございます。
外国為替、FX・238閲覧
ベストアンサー
FXが日本で開始されたころからFXをやっている者です。 【質問】 ① 必要ないと思います。 ですが、私のチームで作った自動売買プログラムなら、猫でも同じ結果です。 近年、為替相場は大手銀行・証券・企業・ファンド系等の大口がAI取引をしているから、ファンダメンタルズは一切関係無いのだと言い切るテクニカル派さんも多くいらっしゃるようですね。 私はもともとファンダメンタル派なので、いつの時代も実際は市場心理だと思っています。 その根拠はテクニカル派さんが大穴を開けるタイミング、いつも決まって重要指標等発表時など、それまでのチャートトレンドや各オキシレーター数値等が一瞬で逆を向く時です。 ②具体化して分析したプログラム+私のその場のノリ(経験)です。 私チームの分析で指標化している重要指標や市場への影響の大きい項目(債券金利・原油価格・他通貨ペアとの兼ね合い=為替の強弱関係や政治情勢など・各国市場金利=あと何回の利上げがあるかを市場が加味しているか・市場恐怖指数・海運指数・一応ビックマックもw)は、約200項目程度です。 それらは毎週~毎月定期的に発表されていたり、多少複雑ではあってもプログラムを組んでいれば簡単に出るものばかりです。 肝はその数値を売買サインや出口値にどう影響させるか…ですが、それも数千回~数万回の自動検証でほぼ出来上がっています。 例えでよく使われるのが、米国金利発表での市場心理です。 米国利上げ1回目:あと2回利上げするってFRBのオッサンが言ったからドル上昇 米国利上げ2回目:あと1回じゃなくて、あと2回くらいなら利上げできるかもよってFRBのおじさんが言ったからドル爆上げ 米国利上げ3回目:この前はあと2回できるかもって言ったけど、やっぱりムリっぽい、これ最後ねとFRBのおじさんが言ったからドル大暴落 このように、FRBやBOEのおっさんおばさんの会見で変動する為替市場(=市場心理)を、ルールとして確立するのは不可能です。 上記例は、昔実際にあったドル変動です。 3回目の利上げ発表前、テクニカル的には2回目発表時以上の買いサイン、どんなチャート分析でも買いサイン一色でした。 一方、私らファンダ派は3回目は利上げ100%:暴落予想98%でした。 ファンダ派のように各重要指標等をフツーに理解できていれば、暴落間違いなし借金してでもケタ上げて売れといった変動予測です。 しかしファンダ派が高値からの売りで値幅を取るには、テクニカル派の間違った買いサインも重要で、間違って買いまくってくれたおかげで私たちが一足お先に高値からの売りが出せるというものなので、ここはテクニカルもファンダも持ちつ持たれつといった部分です。 ②について、私は上記自動売買の他にも、お酒を飲みながらフィーリングトレードもしますので(こういうフィーリングトレードの時こそ単位がデカイ)ルールなんぞ無いようなものです。 昔からFXで大玉転がしをしているトレーダー仲間は、1ペア1本取引の取引はほぼ無いです。 例:ドル円1本中期買い持ちをしつつ、一瞬下落と予想すればドル円一時的にケタ上げて売り・ついでにユーロドル買い・ポンド円買いというようなトレードを同時にしています。ついでにダウ売り・日経売りとかも… いわゆるヘッジ売買なので、ポジションは保有でも良し、その場だけでも良しというように数本立てをします。 蛇足:私は、売買ルールだけでなくリスク管理ルールも必須だと思っており、PC3台&スマホ3台&予備電話取引可能な業者に資産分割余剰寝かせをしています。 サブプライムローン問題発生時やスイスフランショック、数年前の正月のフラッシュクラッシュなどなど、国内FX業者はログインすらできないとかログインできてもスリッページ数円といったところもありました。 しかし私は、国内外に複数口座を保有しているので余裕で取引できました。 長々書きましたが、少しでもご参考になれば幸いです。
補足:上記米国利上げ例の1回目・2回目…は、実際には複数年の複数回のうち、連続でピックアップした1回目・2回目・3回目の内容です。 詳しくお知りになりたかったらベージュブックに書いてありますので、読まれてみたら面白いかもです。
質問者からのお礼コメント
細かく解説頂きありがとうございます ルール化の極論にある(システムトレード) を駆使してもランダム要素に追随することは困難で 裁量トレードの強みと、ルール化に対する限界 について理解しました。
お礼日時:1/17 20:36