その月の日数が何日あるか（31日か、30日か、28日なのか。あるいは閏年で29日なのか）にもよるので簡易的な試算しかできません。今回は、1年間の平均的な日数（365/12≒30.42日）で試算しました。 「標準コース(B)」という、毎月の返済額が最も大きい（負担は大きいが、金利は少ない）コースで、約定返済のみでは完済まで101か月（8年5か月）となり、最初の9回が毎月2万円×9回、10回目から100回目が毎月1万円×91回、最終回が555円の返済。総返済額は1,090,555円（元本600,000円、利息490,555円）です。 昔のサラ金に比べればかなり低い金利ではありますが、それでもやはり18%は高金利です。 特に、この事例では、支払金額が減少する「10回目」以降、数年間はほぼ利息のみの支払となり、元本返済がほとんど進まない状況になってしまいます。 これを回避するためには、通常の約定返済のほか、積極的に繰上げ返済を行い、元本を可能な限り返済するよう努める必要があります。