ベストアンサー
ガルシア・マルケスの他の作品。 ●「エレンディラ」 マジックリアリズム短編集。 「エレンディラ」は中編で、このエレンディラという少女は、百年の孤独のアウレリャーノ大佐の初恋の人と思われる(百年の孤独の序盤で出てきた少女娼婦と特徴が同じ)。 ●「ママグランデの葬儀」集英社、「悪い時」 いわゆるマコンドもの。百年の孤独を書く前の短編や中編集。 マコンドの前身のような村を舞台に、レベーカ、アウレリャーノ大佐と一緒に戦った大佐、イサベル神父たちが出てきます。これらの集大成が百年の孤独。 ●「族長の秋」 独裁者の孤独を書いたマジックリアリズム長編。百年の孤独よりもさらに時系列入り混じったり、複数の人の語りが混在したりしています。 他のスペイン、ラテンアメリカ作家から、百年の孤独が好きなら。 ●カルロス・フエンテス短編集。 ●ルルフォ「ペドロ・パラモ」 生者と死者の交じる町に辿り着いた青年は。 ●リャマサーレス「黄色い雨」 寒村にただ一人で残り続ける老人の独白。 ●河出「ラテンアメリカ怪談集」、岩波「20世紀ラテンアメリカ短編集」 短編集で合いそうなラテンアメリカ作家、ラテンアメリカ文学を探す。 ●ガルシア・マルケスが影響を受けた作家を読んでみる。 カフカ、フォークナー(ヨクナパトーファもの)、ジェイムズ・ジョイス、ドストエフスキー。 ●川端康成「眠れる美女」ガルシア・マルケスは、この話に感銘を受けて、自分でも短編と長編書いています。 「眠れる美女」のあと、ガルシア・マルケスの「我が悲しき娼婦たちの思い出」(長編)「眠れる美女の飛行」(短編。短編集「十二の遍歴の物語」に収録)を読んでみても面白かも。(全く別物になってて) ●ガルシア・マルケス、またはラテンアメリカ文学から影響を受けた作家を読んでみる。 中上健次(最初の方に追加して「千年の愉楽」もお勧めです)、大江健三郎、筒井康隆。
質問者からのお礼コメント
沢山の紹介ありがとうございました
お礼日時:1/21 8:19