在日アメリカ軍が台湾への救援に向かえば、日本も戦争に参加したのと同じです。
戦争する片方の軍隊に、基地を提供すれば、中立を名乗ることができなくなります。
また、中国が在日米軍基地の攻撃をしようとした場合、中国軍は日本の領土を攻撃することと同じなのですから、自衛隊はこれを迎撃することになります。
数は少ないかもしれないが、在韓米軍の一部が参戦する可能性もあります。
いや、そもそも米軍が戦闘をしているのに、違う部隊だろうが、米軍を受け入れること自体が、アメリカ側に加担していることになるのです。
それが悪いと言っているのではありません。
私は、むしろ、自衛隊も台湾周辺に張り付いて、直接、軍事行動にかかわるべきだと思っています。
また、台湾側が弾切れになりそうで、日本側に使える砲弾やミサイルがあれば、提供するべきだと思います。
なぜなら、侵略を容認することは、きわめて危険な行為です。
次に侵略されるは、自分の番です。
可能性は低いとしても、中国が全面戦争を決断した場合は、台湾とアメリカの同盟国を攻撃する可能性もあります。
そう考える場合、今のうちから、積極的に中国を牽制するため、アメリカ軍の受け入れを加速させている国もあります。
オーストラリアです。
実際、首相が「中国が台湾に侵攻したら、アメリカ軍とともに戦う」と言っています。