バラの挿木についてですが、
バラの挿木についてですが、 我が家でも良く挿木はしますが、だいたいの種のバラは発根しますが この画像のバラだけが 何度やっても失敗してしまいます。 バラってそれぞれ特徴があると思いますが 茎には鋭い棘があり 節の所から発根してきますよね? でもこの黄色いバラは 少し違っていて茎はツルッとしていて 節が長く他のバラとは違う様な感じです。 棘は全然無かったような気もします。 何度も挿木していますが、ずっと葉は緑色でいい加減発根してくるかなと思う頃に下から腐ってしまいます。 茎を見た限り 挿木は無理なのかなと 株分けでしか増やせないバラってあるのでしょうか? とてもキレイなバラなので 増やしたいのですが、 色んな方法試したのですが失敗します。 このバラは四季咲きで 立木性で背丈は150cm程で花径10cm前後、 オレンジっぽい黄色のとてもキレイなバラです。 香りは 無かった様な気がします。 この様なバラの挿木に成功した方居ますか? 増やし方教えて欲しいです。 よろしくお願いします。
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>株分けでしか増やせないバラってあるのでしょうか? バラは「分化全能性」と言って、小さい細胞からでもあらゆる細胞へと分化させることができる能力を持っています。つまり、原理的には枝のどの部分からでも根という細胞を分化させることができ、従ってどのような品種であっても挿し木による増殖は可能であると言って良いかと思います。 ただし、品種によっては発根率に大きな差があり、発根しやすい品種から失敗しやすい品種など振れ幅があります。これが挿し木という増殖法の大きなデメリットとして認知されており、このため増殖の確実性が高い「接ぎ木」「芽接ぎ」などが開発、発展していきました。 この品種毎の発根率の差につきましては、当方も専門家ではなく具体的な理論を存じ上げていないため詳細は記せませんが、結論だけで言えば「挿し木が成功しやすい品種、逆に全滅も覚悟する品種がある」ということは間違いないでしょう。 具体的な品種を挙げますと、例えば「ロサムルティフローラ(ノイバラ)」や多くのランブラーローズは発根率が高く、わりといい加減な管理でも発根、挿し木が成功します。逆にハイブリッドティーなどの四季咲きを獲得した交配種は失敗が多い印象で、発根率の悪さはこの四季咲き性が遠因となっているのではないかとの私見も持っています。 恐らくそのオレンジの品種は後者(全滅も覚悟する)の品種であり、元々成功率が悪い品種なのかと思います。適切な管理をした上でも失敗しやすいのであれば、先のご回答者の通り「数撃ちゃ当たる」戦法しかなくなります。いわゆる「運任せ」ですが、生きた植物である以上、確実性がないことは予め覚悟しておく必要はあります。 台木の手入れ、入手という面倒はありますが、「接ぎ木」「芽接ぎ」などの方が確かに成功率は上がりますので、もしできるのでればこちらをお試しください。 挿し木を今後も試すのであれば、管理方法の改善を検討されてみてください。詳細は書籍等から学んでいただければと思いますが、基本的な注意点として・・・ ●植物の発根能力は植物の若さによって変わり、若いほど発根能力が高いとされています。このため、なるべく新しく発生した若い枝を挿し木に使います。ただ、そもそも親株が古いと発根率は下がっていくようです。また、花芽が分化した枝はあまり発根しないようですので避けてください。 ●バラの場合は、5月から7月にかけて発根しやすいので、この時期に挿し木をすると成功しやすいです。(植物ホルモンの関係から、挿し木に適した時期はその植物により異なるようです。) ●当たり前ではありますが、枝のみであるため強い水分の吸収はできず、乾燥させると大きなダメージを受けます。土は常に湿った状態にします。ただ、水をやり過ぎると腐るため、鹿沼土など粒子の粗い土で適度に加湿を行ないます。かつ無肥料で行ないます。 ●こちらも当たり前ですが、切り口から病原菌の感染が発生しやすく、また抵抗性も無いため、菌による枯死も容易に起こります。挿し木失敗の原因のひとつですが、多くの病原菌は30℃以上になると活発に活動しはじめるようですので、温度が高い状態であっても30℃は超えないようにします。 逆に発根は25℃前後が最も良いとされているらしいので、ある程度の地温も欲しいところです。 ●発根するまでは枝に蓄えられた栄養のみで成長するため、挿し穂は栄養豊富である必要があります。成長期に親株をしっかりと育成し、充実した枝を得られるようにすれば成功率も上がります。 ●挿し木した鉢は、必ず日陰で管理します。直射光による水の蒸散が多すぎるため。また、風による蒸散もあるため、風も当たらない場所で管理ます。かつ、適度に湿度を保ちます。 私個人では、よく玄関先で挿し木を行なっていました。直射光もなく、無風であり、室内の適度な温度があり乱高下しない安定した場所だったからです。失敗も多いですが、手間もかからないので数で勝負です。 ご参考なりましたら幸いです。
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大変参考になります^ ^ 色々読ませて頂きました。 そうですよね、 挿木は良くしますが、こんな事は今まで無かったので、 多分 根が出づらい品種なのだろうと思います。 挿木は春暖かくなってから 用土は 大体は赤玉土など 根が出るまではガレージと物置の間の明るい日陰 5枚葉の上の新芽や 葉も少なめにして挿木しています。 この黄色のバラも2ヶ月以上 葉も緑色で生きてはいるのです。 もう少しと思った頃 暖かくなって 腐ってしまい、 ダメになってしまうのです。 秋に試しに 新芽の先5cm程のみで挿したのが1番長く生きていましたよ^ ^ 去年は春と晩夏で 30本位は挿したので、今年は取り木と ノイバラに接木なんかしてみたいなと思いました。 皆さん 色々勉強していますね^ ^ 大変参考になり 嬉しく思います。 ありがとうございました^ ^
質問者からのお礼コメント
大変勉強になりました! ありがとうございました^ ^
お礼日時:1/25 7:09