貴方の主張は、
交通法規を遵守していても事故に遭う場合がある。
交通法規を破っても事故に遭わない者がいるのに不公平だ。
というのと同じですよ。
もし上記の理由を掲げて交通法規を破り続ければ、何れ事故に遭うだけですね。
避けきれないリスクが存在するとしても、リスク回避の努力すらしなければ、デメリットが顕在化する危険度は増し、やがてはデメリットに見舞われて後悔する結果になるでしょう。
実際、私の周囲の喫煙者は、その殆どが癌になっています。
職場の後輩なんか25歳で癌になり、あっけなく亡くなりましたよ。
30代で脳腫瘍になって退職した同僚とか、50代で肺がんになって退職した上司、50代で夫婦共々肺がんで亡くなった知人もいますね。
また、30代で胃がん、60代で大腸がん、70代で膵臓がんになった親類もいます。
逆に非喫煙者で癌になった人は、奥さんが喫煙者で受動喫煙環境で生活していた知人1人だけです。
それ以外にも、COPDや虚血性心疾患、脳梗塞、心筋梗塞などの喫煙関連疾患で辛い闘病生活を送ったり、亡くなったりする人の大半は喫煙者です。
私の祖父は喫煙者でしたが、バージャー病に罹患し、医師に禁煙するように言われているにも拘らず喫煙を続けたため、壊疽で片足を切断して車椅子の生活を余儀なくされ、退院後も喫煙し続けたため今度は脳梗塞となり、片手と残った足も麻痺して寝たきりになり、それでようやく禁煙しました。
しかし、その頃にはCOPDも進行しており、数年後に風邪をひいた際に呼吸不全で亡くなりました。
晩年に祖父は、喫煙していたこと、医師の指示に従って早期に禁煙しなかったことを後悔しており、親類が見舞いに行くたびに「タバコは吸うな」「タバコはやめておけ」「タバコに手を出すな」と口癖のように言っていましたから、父方の親族で私よりも年下の者は全員が非喫煙者です。
なお、私は幼い頃から持病もあったので、タバコは1本も吸ったことはなく、可能な限り受動喫煙を避けて生活していたところ、30歳を過ぎた頃ぐらいからは、実年齢よりもかなり若く見られるようになりましたし、癌やCOPD、虚血性心疾患などといった喫煙関連疾患とは無縁で、その他の病気で入院したこともありません。