この作品では画面に深い奥行をもつ広大な景観を描くため、どのような工夫がなされているといえますか。
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東京芸大卒です。 ペーテル・ブリューゲルの「雪の中の狩人」ですね。 ポイントは3つ、 ①手前の狩人たちを、村の存在する平面より高い位置に置いたこと これで村を俯瞰する構図がとれることになる ②視中心を、その狩人よりも更に高い位置に置いたこと これで、画面内に村と狩人の両方を自然に捕らえる構図が可能になると同時に、この高低差が距離感を強調する効果を出す ③視中心があがることで、画面上方にアイレベルを上げることが出来、遠方の山々を画面の上方、つまり画面内の大面積に無理なく入れることが可能になった
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