ベストアンサー
人間の耳には有毛細胞というのがあってこれが音を検知しています。有毛細胞は長いものから短いものまで多数あり、一つ一つが周波数に対応しています。 有毛細胞の周波数がいちばん密になっている中音域で 0.2Hzおきといわれていますので、これより大幅に細かい周波数差は感知できないと思われます。 ただし、この間隔より僅かに小さい周波数差であれば、隣接する有毛細胞の感度差で検出が可能なのかもしれません。というのは、プロの音楽家で0.2Hzより狭い周波数差を検出できる人が実際にいることが判っているからです。確たる理由は不明ですが。 なんにしろ、 0.01Hzは人間の検出限界以下です。 1Hz は、ちょっと音楽をやっている人ならだれでも音痴に感じるほどの周波数差です。0.2Hzとの間は5倍しか離れていないので、正確な音程でと言った場合は、言い換えれば音痴に感じない程度の音程でという事だと思います。
ID非公開さん
質問者2022/1/26 23:59
ご回答ありがとうございます。 >正確な音程でと言った場合は、言い換えれば音痴に感じない程度の音程でという事だと思います。 とても納得しました。 言葉の定義として、「正確な音程」とは何か?という問題でもあったので。 音痴に感じない程度の音程、という事であれば納得です。
質問者からのお礼コメント
科学的な見地も踏まえ実情をよく表現してくださいました。 文句なしにBAです。 他の方も、酒の肴程度の話に付き合ってくださってありがとうございました。
お礼日時:1/27 0:00