私の知る限りの話になりますが、あまり関係ないかな。
次男は御三家に行きましたが、周りの子で「公文を始めとする幼児教育をしていたから中学受験に役立った」という例はゼロです。
幼少期の先取りは、大人(親)にとっては「うちの子スゴイ」となりがちですが、そもそも九九も割り算も、その学年になったら当たり前にできること。
先取りして「自分はできる」はいいとしても「だから学校の先生のお話を聞かなくてもできる」となってしまうほうが危険です。
もう一つ、小3の終わりから受験塾に行かせ始めたときに聞いたことですが、公文は時間を測って計算させるので字が汚い子が多く、それを直すのに先生方は苦労されるのだそうです。「答案は別の人が読むので、自分だけ読めても意味がない。他人に読めない文字は文字とは言えない」ということです。
とはいえ、同じところを同じ方法で何度も繰り返すやり方は地道な積み上げになりますから、特に低学年でのつまずきには一定の効果はあると思いますし、継続的な学習についても効果がないわけではないでしょう。
ただ、お知り合いがどういう方なのかはわかりませんが、公文の求人広告を見ると有資格者がやっているわけでもないですよね。脳の活性化を言うなら、早期からのお勉強ではなく、外遊びなどその年齢でしかできないことを十分することでできるのではないかと思います。
情報の多い世の中なので取捨選択も大変だと思いますが、周りがやっているから、いいと聞いたから、通わせたら安心、ではなくご自身のお子さんには何が合うのか様子を見てあげるといいかもしれませんね。
お役に立つところがあればお使いください。