エドワード=コークが主張した、ブランクトンの「王は何人の下にもあるべきではない。しかし神と法の下にあるべきである」とはどういう意味ですか?
エドワード=コークが主張した、ブランクトンの「王は何人の下にもあるべきではない。しかし神と法の下にあるべきである」とはどういう意味ですか?
ベストアンサー
ンが多いよ。 ヘンリー=ド=ブラクトン。 王の権力は無制限ではなく、王と言えども、神と法とには従わなければならない、ということ。 王権神授説では、王は神から権威を授かっているので、(そして人としては当然)神には従わなければならない。 それでもその権威・権力は無制限ではないとブラクトンは主張し、法こそが王を作るのだから法にも従わねばならないと言った。 The king has a superior, namely, God. Also the law by which he was made king. Also his curia, namely, the earls and barons, because if he is without a bridle, that is without law, they ought to put the bridle on him. 王は、上位者を持つ、つまり神を。また、法も上位者である、というのも法により、彼は王にされるのだから。さらには彼の宮廷(廷臣たち)、つまり、伯爵達や男爵達なのだが、というのも、もし、王が拘束を持たなければ、つまり、法を持たなければ、彼らが王に拘束を置くのだから。 The king has no equal within his realm. Subjects cannot be the equals of the ruler, because he would thereby lose his rule, since equal can have no authority over equal, not a fortiori a superior, because he would then be subject to those subjected to him. The king must not be under man but under God and under the law, because the law makes the king 王は、彼の王国内に対等な存在を持たない。臣民は、統治者の対等な存在では決してあり得ない、というのも、対等なものを持てば、彼は支配をうしなうのだが、その理由は、対等なもの同士は相手に権威を及ぼすことがないからだし、さらには、上位者にも権威を及ぼすことがない、というのも、もしそうであれば、従っているものに従わなければならなくなるからだ。王は人間の下にいてはいけないが、神と法との下にはいなければならない。というのも法こそが王を作り上げるのだから。
質問者からのお礼コメント
めちゃくちゃわかりやすい説明ありがとうございます!!助かりました〜!!!
お礼日時:5/26 2:12