異星人が描く、墨で書いたような丸い文字、
これが文字で、文章になってる…と、
言語学者の主人公が、解読できるようになったので、
あの異星人が存在している、
時間を超えた空間認知能力が、
彼女にも備わった…ってコトなんですよ。
あの丸い文字が、なぜ丸いのか？と言う解読の過程で、
「この言語には、時制が無い」と言う事に気づいて、
「彼らは時間を超越してる」みたいな会話が
あったような気がします。
…この小説の原作者は、中国系の人ですけど、
自国語とは違う言語を学ぶコトで、
それまでとは違う考え方や、感じ方を得られる！と気づいて、
それをネタに、この小説を書いたんだそうです。
なので、『メッセージ』では、
時空を超えた存在の異星人の言語を解読したコトで、
彼女もまた、時空を超えた思考ができるようになった、
と言うお話なのだそうです。
あの宇宙船（？）に入る時に、鳥を連れていった、
と言うのは、あまり覚えてないんですが、
入ったコトのない洞窟の中とか、
火山地帯に行く時に、小鳥を連れていくのは、
小鳥は、呼吸や心拍が早いので、
毒ガスなどに触れると、真っ先に死んじゃう、
と言う特徴を利用して、
小鳥を、毒ガス検知機代わりに使うのです。
もし『メッセージ』の中で、
小鳥が使われてたとしたら、
毒ガス検知機代わりってコトだと思います。
