江戸時代の農民で、70歳まで生きる人っていなかったんですか? 例えば徳川家康や伊達政宗は70歳超えてなくなりましたが、それは武将で主治医がいたからですよね。 田舎の農民は人生40、50年くらいだったの
江戸時代の農民で、70歳まで生きる人っていなかったんですか? 例えば徳川家康や伊達政宗は70歳超えてなくなりましたが、それは武将で主治医がいたからですよね。 田舎の農民は人生40、50年くらいだったの でしょうか。
日本史・51閲覧
ベストアンサー
確かに武士と比べると70歳まで生きる人は少なかったと思います。しかし、全くいなかったという訳ではなく、私の地元にある江戸時代の宗門人別改帳には70歳の男性が記載されていたと記憶しています。また、立命館大学の高木正朗氏の論文「江戸時代の超高齢者」などでも触れられていますが、100歳以上の老人も少数ながらいたそうです。 農民の平均寿命についてですが、40歳前後くらいだったそうです。ただ、これは死亡率が高かった乳幼児も入れて計算しているので注意が必要です。立命館大学教授・長澤克重氏の論文「19世紀初期の庶民の生命表」によると、陸奥国狐禅寺村の場合、10歳時の男子の平均余命が50.7年、女子が47.2年となっています。これを見るに江戸時代の農民は、大体60歳前後の人生だったんじゃ無いかな、と思います。
1人がナイス!しています