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別にこれは日本軍だけの決まりではなく、ほぼ「世界共通」です。 多分、起源は「傭兵隊」とか、「昔の軍制」にあると思われます、その意味では「武士」制度なんかもあると思われます。 つまり「部隊指揮官」は「自己責任」で行動するというのが各国共通の認識なんです。 「兵隊」は招集されて、「この服を着ろ、この武器を持て」と言われる立場ですが、「指揮官(将校)」はそういうものは「自分のものを使う」のが基本なんです。 もちろん「任官」の段階で「支度金」が出ますし、簡単には「軍納入業者」の窓口が軍にあるんで、そこで買ってしまえば済むことです。 例えば「サーベル」なんかも、米軍なんか軍のPX(売店)で、「将校です」と言って買えば済むだけです。 その辺が、「一時雇用」や「徴兵」というスタイルを取る「兵隊」と、「職業軍人」としての「将校」との違うところです。 だから、「豪華軍装」にするか、「吊るし」を買うかはいわば「本人次第」です。 しかも、多分にこの制度、「将校側からの要望」によって維持されている面も大きいんじゃないかと思いますよ? だから、「昔の武士」なんかにしても、「金に困る」と一時的に「二本刺し」を質入れしてやり過ごしたり、「質を落とす」みたいに対応したり、また「歳を取ると重いから竹光に変える」とかということが、まあギリギリ許される訳です。 兵士が「官給品」でやったら、即「窃盗罪」ですからね。 先祖伝来の「旧式拳銃」を持ち込んだ、みたいな話もありますよね、日本でも「軍刀」は「家伝の刀」を持っていくのが多かった訳です。 特に日本軍では、「国産拳銃」が高価だったために、海外拳銃の割合が多く、これが「事情」により高騰すると大変困ったそうですが、そういう時は緩和されたりもしたみたいです。 ドイツ軍なんかでも、「軍制式けん銃」であるワルサーP‐38とかは兵、下士官ばっかで、将校は「どっかの海外拳銃」とか多かったみたいですけれどね。
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ID非公開さん
質問者2022/5/19 19:30