第二次世界大戦がはじまる原因だった、ポーランド侵攻についてです。
第二次世界大戦がはじまる原因だった、ポーランド侵攻についてです。 なぜ、ポーランドと相互防衛条約を結んでいたイギリスとフランスは、ポーランドに侵攻してきたロシアに対しては宣戦布告しなかったんですか?同じように侵攻してたドイツには宣戦布告していたのに
世界史・217閲覧・100
ベストアンサー
イギリスとフランスがソ連には、宣戦布告をしなかった理由は、以下のように考えます。 理由1仏の顔も三度までだから ドイツは、ポーランドの前に、チェコスロバキアの西半分を占領して併合していました。その後、チェコスロバキアの西半分とオーストリアを併合しました。イギリスフランスは、そこまでは許したのですが、ポーランドに侵攻したら、宣戦布告するとドイツに言い渡しました。しかし、ドイツはポーランドに侵攻しました。 ドイツの掟破りは3回目ですから、許すわけには行きませんでした。で、宣戦布告をしました。 仏の顔も三度までというのは、イギリスフランスのことです(冗談です)。 ソ連はポーランド侵攻が一回目だったので、あと一回は、許さないとドイツに対する対応との整合性が取れません。当時のイギリスフランスは、現在のアメリカと違って二重の基準ではなかったのです。公平でした。 ソ連にはもう一回はなく、ドイツがソ連に侵攻したので、イギリスが国連仲間にしました。(フランスはドイツに占領されてしまっていた) 理由2敵の敵は味方だから チャーチルは、ナチスの思想に詳しかったようで(ナチスが大嫌いだった)、ナチスはソ連に侵攻するに違いないと踏んでいました。というのも、ヒトラーの我が闘争という愚書に「スラブ諸国をドイツの植民地にし、スラブ人をドイツの奴隷にする」と書かれていたからです。チャーチルはそれを知っていたのでしょう。で、チャーチルは、ソ連がポーランドに侵攻したのは、ポーランド内のロシア人をドイツから保護するためだから仕方ないと言って、見逃しました。 案の定、ドイツはソ連に侵攻し、イギリスはソ連を国連仲間にしました。 敵の敵は味方だからです。
質問者からのお礼コメント
ありがとうございました。 敵の敵は味方に納得しました。
お礼日時:5/25 21:24