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ID非公開さん
2022/5/22 12:02
「そうは問屋が卸さない」とは、 そうやすやすと相手の望み通りには応じられない。また、物事はやすやすと思う通りに運ぶものではないということのたとえ。 「油断」は、油断大敵、油断は怪我の元、などの諺にも使われます。 また、油断するという動詞としても用いられる言葉です。 〈油断〉の起源は多くの仏典に垣間見られます。 例として、『涅槃経(ねはんぎょう)』には、次のような説話があります。 ある王様が臣下に油の入った一つの鉢を持たせ、行動する時にもし油を一滴でもこぼせば、お前の命を断つであろうと告げ、抜刀した家来をその臣下の後につけさせました。 鉢を持った臣下は注意深くその鉢を持ってゆき、ついに一滴も油をこぼすことがなかったといいます。 このように注意深くあることで、油を断つことがなかった、という事から〈油断〉という言葉が生まれました。また初期仏典には、神仏に捧げる灯火を絶やさぬよう、油を断たないように大切にする、という教えも多く存在し、そこから〈油断〉という言葉が生まれたという説もあります。 いずれにしても、古代インドでは〈油〉というものが大変貴重な物であり、不注意で油を損失してしまわないように、戒めの言葉として〈油断〉が生まれました。 https://www.nichiren.or.jp/glossary/id202/
ID非公開さん
2022/5/22 12:04