ベストアンサー
どのようにというのは、また抽象的だけど……。 大名や有力者の子供は、基本的に実の両親から離されて教育されます。理由は実の親子だと情に流されたり甘やかしたりしかねないからです。教育係として守役(もりやく)という役職が選ばれます。守役の選定基準としては、その武家での有力家臣や人格者が選ばれます。そして、その子供が元服(成人)すると守役が最初の家臣になります。簡単に言えばその子供たちに有力者の後ろ盾を与えるようなものです。ですので守役を粛正なんてしてしまうと、一気にその人物の立場が危うくなります。 有名な守役としては平手政秀がいます。織田信長の守役で傍若無人な信長を諫めるために自ら命を絶った人物です。 元服したら初陣をして近隣の大名や自分の家臣の有力者の娘と婚姻(政略結婚)ですね。有名なのは相甲駿の三国同盟ですね。北条氏康の嫡男氏政には武田の姫を、武田信玄の嫡男義信には今川の姫を、今川義元の嫡男氏真には北条の姫をそれぞれ嫁がせたという婚姻同盟。ほかには今川義元の姪瀬名姫を当時従属関係にあった松平元康(後の徳川家康)に嫁がせて取り込もうとしたりですね。
質問者からのお礼コメント
ありがとうございます
お礼日時:5/26 21:55