APS-Cはフルサイズより劣ると聞いたんですが、その劣りというのがわかりません・・・・ イメージセンサーのことらしいのですが、、
APS-Cはフルサイズより劣ると聞いたんですが、その劣りというのがわかりません・・・・ イメージセンサーのことらしいのですが、、 たとえば「フルサイズ」と「APS-C」で撮られた2枚の画像があって、こっちがフルサイズで、こっちがAPS-Cって判別することが出来るんですか? キヤノンで新しい機種(R7)がでるみたいで、撮影サンプルを見ていたのですが、フルサイズで撮られていたサンプルとの違い(劣化度?)が分かりませんでした‥。 https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r3/image-sample.html https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r7/image-sample.html
ベストアンサー
普通は分からない。ただ、限界性能を使おうとすると、差が出ることがある。 例えば、撮像素子は光を電気信号へ変換するデバイスです。受け取る光の量が多い方が、大きい信号を取り出せます。これは単位面積あたりの光電変換効率が、素子を構成する半導体で決まってしまうからです。この点で、素子面積の広いフルサイズセンサーが、有利であることに間違いはありません。 ただ、限界性能を使う領域で無ければ、差を如実に感じることはありません。これはさらにセンサーサイズが小さい、スマホ画像と比べたときにも起こることです。光が豊富な環境で撮影すれば、余り目立たないと言う事です。 目立つのは、暗所でISO感度が上がった場合などでしょうね。高感度にすると、ダイナミックレンジの低下と共に、S/N比が悪くなっていき、ノイズが目立つようになります。同じ明るさなら依り強い信号が取り出せるフルサイズセンサーを使う方が、S/N比が改善されて綺麗な絵になります。 実質的に設定できる最高感度にも差が出ます。これは、被写体ブレを抑えるシャッター速度を確保できるかどうかにも関係します。暗い中で動く被写体をターゲットにする場合、やはりフルサイズの方が有利となるでしょう。 一方で、静物などを撮影する場合、ある程度の被写界深度が必要となってくると、案外APS-Cとの差が減ってきます。例えば、同じ画角で同じ被写界深度の絵を撮ろうとするとき、APS-Cは絞りで1段開けることが出来る訳です。すると、ISO感度は1段下げることが出来ますから、受光面積の差から来る高感度耐性の差、1段から1.5段くらいを埋める事が出来たりする訳ですね。 どう使うか次第だと思います。フルサイズのメリットが不要なケースも有る訳です。そういう人がフルサイズを購入する事は、コスパの悪い買い物と言うことになります。
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質問者からのお礼コメント
ありがとうございます。 難しい話ですが、なんとなく理解できるようになりました。 勉強になります。 ありがとうございました!
お礼日時:5/27 9:48