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2022/6/17 21:03

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川端康成の雪国ってそんなに文章美しいですか?

文学、古典 | 小説597閲覧

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

ありがとうございますm(__)m

お礼日時:6/19 20:52

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一度しか読んでいないからです。 いくら有名、ノーベル賞受賞作と言ってもわからないものはわかりません。 特に「雪国」ほど長さのあるものは、他の「千羽鶴」や「虹いくたび」のような川端康成独特の幻想的な文章や作風に慣れていないと、”これは何を言いたいのだろう?”と思えるでしょう。情景描写の中に、小説の進行を落とし込んだような不思議な味わい。 数度読めば、二人の女の魅力やそれぞれの哀しみの体現と、それを映し出す鏡の役で本人には特色のない島村という男の目という三者の配置がわかって来ると思います。 小説を読むのだって、一種の「慣れ」が必要ですし、一度きりでわからないと投げるのは簡単ですが、せっかく日本人に生まれて、自国が世界に認められた記念碑的作品を読まないでは、もったいないと思いますよ 私は駒子という女も葉子という謎めいた少女も全くわからないまま読みました。 再読したときそれらの意味かつながったのです。有名すぎる冒頭は、かえって鑑賞の邪魔です。またガラス窓に映る葉子の姿と灯火の二重の描写がなぜ美しいとされるのか分からず、最初ほど読みにくい作品でしたね。

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情景描写もさることながら、女性の美しさ、しなやかさ、繊細さ、そして哀しさを描かせたら、川端の右に出る作家はいない。 「雪国」であれば、駒子よりも葉子に女性の儚い美しさを感じる。 「雪国」以外の作品もそうだ。 「千羽鶴」「古都」「山の音」 ため息が出るような美しさだ。

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そうですか? 文芸作品の好みは人それぞれですが、『雪国』は川端らしい「女性の描き方が見事」という感じがします。文芸作品は女性をうまく書けるかも重要な要素ですので、そこから流れるような文体はとても美しいです。 川端はノーベル文学賞を受賞しましたが、これはサイデンステッカー先生の英訳が欧米の読者に分かり易かったのが理由です。 『雪国』の初めの名文、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」ですが、サイデンステッカー先生の英訳は”The train came out of the long tunnel into the snow country.The earth lay white under the night sky.“となっています。 私も以前知恵袋で「意訳し過ぎだ」と質問しましたが、「これのほうが欧米人には分かり易い」という回答が多かったです。 要は川端の作品は文章がうまいだけでなく、人生も良く表現しているのでしょう。 質問者さんも、そして私も、これからは川端の作品を文章の巧拙だけでなく、彼の「人生の表現」を追ってみると新たな発見が見出されるでしょうね。

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