1945年7月、ドイツ・ベルリン近郊のまちポツダムで発せられたアメリカ・
イギリス・中国3カ国連名(後にソビエトが追加参加)の日本への降伏勧告宣言(「ポツダム宣言」)を、あのときもし当時の大日本帝国がのんでいれば、原爆投下の悲劇は回避できたでしょう
「ポツダム宣言」の第3項ーー
「日本がこのまま戦争を継続すれば日本の国土は完全に荒廃してしまう」
第4項ーー
「いまや日本は壊滅への道を続けるか、それとも理性の道を歩むか決定すべき」
と、「宣言」にはまさに今後、日本に起こることになる悲劇と運命が謳われて
おりました
結果、日本は宣言を蹴り、それからわずか11日後の8月6日、1発目の原子爆弾が広島に投下されました
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>二度とこのような悲しい悲劇を繰り返さないためには何が必要なのでしょうか?
基本、日本は資源のない国であり、食糧自給のできない国である、との自覚を
強く持つ必要があるでしょう
これは初等教育から国民意識に叩き込むべきです
つまり、国際協調していかねば、一国単独ではとても生きていけない国なんだ、という自覚の刷り込みであり、これをおろそかにすると、戦前の軍部のような「進め!一億火の玉だ!」みたいなことを言い出す日本人が再び出てくることになります
といって、なにも欧米に”おべっか”を使え、と言ってるわけではありません
最低限、主権国家・日本としての名誉と誇りは持つべきであり、国際社会と協調できる分には他国ににらまれることなどあり得ないどころか、むしろリスペクトの対象にさえなるのだから、当然、外交上の理非曲直は威風堂々、表明すべき
です
戦後70数年、現にこの国は国際社会とずっと仲良くやってきました
戦後長きにわたってできたことが、なぜ戦前できなかったのかーー?
この一点をこれからの若い日本人は折に触れ、絶対的に意識すべきです
そうすれば、世界の舞台で日本はどう振る舞うべきか、おのずと見えてくる
はずだと思うのです