6判の一眼レフ使うのなら、セミ判の一眼レフ使う方が便利で経済的だと思います。
私の知る限り業界内では6x6=ハッセルでしたが、それに比べたらマミヤはうんと安かったですしね。
どうせトリミングして横長縦長で使うのがほとんどなんだし、フィルムも3コマほど余分に撮れる。
70-80年代始めの頃はレンズ性能的に国産は間に合わなかったから、ハッセル使ってただけ。
ペンタのレンズはそう悪くなかったけど、マガジン式じゃなかったからスタジオワークでは使いにくかった。
90年代中頃にはRZやGX6x8使う事がかなり多かったですからね。
ハッセルでないと仕事もらえない、なんて噂もあるけど、90年台にはクライアントからも6x7や6x8指定が増え、6x6は使わないでと言われた事もありました。その当時の若い担当者の中にはハッセルなんて言葉も知らない人もいましたよ。
そんな中で安い仕事は645〜35ミリという流れになってました。
>セミ判一眼レフの存在意義を教えてください。
35ミリ版の代わりで、安い仕事でも中判フィルム使ってます的なアピールができる点と、中判指定の仕事でも経費はありません、という話の場合645の出番って感じでした。
そういえばブツ撮りでも4x5にマミヤプレスの645マガジンつけて16枚撮影する事で、フィルムや現像コストを下げた事がありました。
90年台後半、特に消費税5%に上がった頃から、コストとの戦いになってましたんで、そういう意味でも「安く上げるための645」が一時的な存在意義だったと思います。