まず、1光年を1lyとして記述します。
まず、正確な距離でしょうか、という問の答えですが、現在わかっている物理法則に狂いがないのならば、それはほとんど正確な値と言えます。
次に、なぜ測ることができるのか。
1.近くの星であれば、三角測量の原理で測量することが出来ます。この時、角度などの必要な情報はと言うと、『年周視差』と呼ばれる角度を利用します。
2.銀河系の中のもっと遠いところにある星までの距離は、星の本当の明るさと色の関係を使って推定します。
細かくと言うと、『HR図』と呼ばれるものを使います。
また、この時『明るさは距離の2乗に反比例する』、『明るさと等級の関係の式(ポグソンの式)』を利用し、距離を知ることができます。
3. 銀河系の外にある他の銀河などの距離を推定するのには、『脈動変光星』という星を使います。脈動変光星は、規則正しく膨らんだり縮んだりしながら明るさを変えている星で、周期が長いものほど明るく、短いものほど暗いという関係があります。
4.ある種の星、太陽より質量が8倍よ大きい恒星は、『超新星爆発』を起こし、『超新星』となります。この『超新星』は、銀河ひとつと同じ明るさを持ちます。これを利用し、遠方にある銀河の距離を測定します。
5.今までよりも遥かに遠い天体、銀河には、その銀河が遠ざかる距離を利用します。
さて、長くなってしまったのでここで終わりにします。詳しく知りたいのなら、調べてみることをオススメします!