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冷却材に金属ナトリウムを使うという頭のネジがトンだ設計だから。 NHK教育の理科の番組等で定番ですが、アルカリ金属を水に落とすと激しく反応する見た目にも派手な実験が有名です。 海外のユーチューバーもプールにアルカリ金属の塊を落として爆発する動画とか上げてましたね。 高速増殖炉が「高速」たる所以は、中性子を減速させてしまう水ではなく、高速のまま通す金属ナトリウムを冷却材に使うからなのですが、常温では固まってしまう金属ナトリウムをパイプの中を循環させるのですから、頭のおかしいアイデアとしか言いようが無いですよね。 しかも、炉心を冷却する為のものなのに、炉心から熱が出ていない場合は逆に固まってしまうため、電熱器でパイプを温めるというアホらしさ。 発電せずに電熱器の為に外部から電源が必要というのも実にくだらない。 毎月5千万円電気代がかかっているとか。 あ、つまり、水を冷却に使えないのは、水で冷却したのでは「高速」ではないただの原子炉になってしまうからです。もちろん、そのような原子炉では核燃料サイクルは回りませんので「全く夢の無いエネルギー」という事になります。
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