第二次世界大戦によって日本の航空技術は飛躍的に向上したとされますが、ゼロ戦は海軍ではなく三菱重工が開発したのに何故そう言えるのでしょうか?
第二次世界大戦によって日本の航空技術は飛躍的に向上したとされますが、ゼロ戦は海軍ではなく三菱重工が開発したのに何故そう言えるのでしょうか? 民間企業が開発したのだから戦争が無くても技術は向上したのではないですか?国から莫大な補助金が三菱重工に投入されたり、総動員体制の名の下に三菱重工が実質的に国有化されたりしたのでしょうか?
ベストアンサー
日本の航空技術→現在と違い民間の需要は有りません。 販売先は軍です。軍の注文が全てです。 民間企業と言っても実質軍の下請け会社です。 戦闘機の仕様も軍が決めています。 三菱自体の工場も軍の協力が必要です。貧乏な日本です。 資金、資材、労働者の確保も三菱自身では不可能です。 政府(軍事政権)は戦争遂行の為航空機産業を最優先しました。 当時日本は国家総動員法が施行され戦時態勢です。 国民全て、企業の全てが国の管理下です。 航空技術は戦争のせいで向上しました。 戦争に関係無い企業は生産すら禁止され、軍需産業に転換させられます。
質問者からのお礼コメント
なるほど、供給ではなく需要が成長を産み出すのですね。需要が成長を産み出すのであれば、格差が開いた日本が成長できないのも納得です。ありがとうございます。
お礼日時:7/5 0:09