民法892条

法律相談54閲覧

ベストアンサー

NEW! この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう

その他の回答(3件)

他の回答者引用『そうした兄弟姉妹に相続させたくなければ、たとえば配偶者のきょうだいに全部遺贈するといった遺言書を残すだけで兄弟姉妹は遺産を承継する権利を得られなくなります。』 、、、この場合、遺留分の権利が無くなるが、法定相続人の地位に変わりはない。 この言い方は誤解を拡大再生産させそうで問題です。 具体的な問題は、債権者は負の相続遺産(=借金)を、法定相続人に正当に請求できます。遺留分は関係ありません。

配偶者や子ども、親については、(家庭裁判所が認めれば)廃除によって相続権を剥奪できるのですが、兄弟姉妹(甥姪)の相続権は剥奪できません。 このことを「兄弟姉妹は特別に守られているんだ」と勘違いして理解している人がいるのですが・・・いいえ、違います。 兄弟姉妹を廃除できない理由は、兄弟姉妹には「遺留分」がないからです。 【相続廃除できるのは、「遺留分のある」相続人だけ】 遺留分のある一定範囲の相続人とは、「兄弟姉妹以外の相続人」です。 兄弟姉妹が相続人となる場合に、「兄弟姉妹には、財産は渡したくない」のであれば、「兄弟姉妹の分け前はゼロ(財産は他の人に与える)」との遺言書を書いておけばよいのです。 兄弟姉妹が「相続人だから、少しは頂戴よ」と言ってきても、(兄弟姉妹には遺留分は認められていないので)1円たりとも財産を渡す必要はないのです。  そんな理由から兄弟姉妹は「相続廃除」できません。というか、相続廃除をする必要がないわけですね。わざわざ相続廃除の申立てをしなくても、遺言書で「兄弟姉妹の分け前はゼロ」と書けば、遺留分のない兄弟姉妹には、それで事足りるわけですから。

遺留分ってのは、遺言書などで相続の取り分を少なくされてしまっても、最低限それだけはもらえるっていう権利です。 遺留分がないなら、遺言書で取り分ゼロにして差し上げればいい話です。 たとえば未婚子なしで親も死去している場合、兄弟姉妹や甥姪が相続人になります。遺留分がない推定相続人というのはこの第三順位の相続人を指します。 そうした兄弟姉妹に相続させたくなければ、たとえば配偶者のきょうだいに全部遺贈するといった遺言書を残すだけで兄弟姉妹は遺産を承継する権利を得られなくなります。 相続廃除ってのは、そうしたことすらできない「遺留分」のある推定相続人に遺産を残さないための手段なのです。 考える順番が逆ですね。まず遺言書で遺産の行方を決める。さらに遺留分に備える。遺留分がなければそれを考える必要がない、ということです。