そのままであれば分配対象です。 子どもができれば親や兄弟姉妹への相続は無視してかまわなくなります。 子どもをつくらない、できないという場合においては、お互いに遺言書を書いておくことをお勧めします。加えて預金はお互いの名義の口座に同額程度残るようにすること、親や兄弟姉妹には、相続発生後の資産の流れについての考えを共有してもらっておくことが必要かもしれません。 ちなみに、配偶者に全部という遺言書を書いたとしても、法定相続人にんは「最低限これだけはもらえるはず」という遺留分という権利があります。親であれば法定相続割合の半分（全体の６分の１）です。兄弟姉妹や甥姪にはこの権利がありませんので、最低限でも「相手の親が寿命を迎える」までは配偶者に生きていてもらうことが大事です。