「DXペディション」とはどういう意味でしょうか?

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

お三方とも本当にご丁寧に回答いただいて、ありがとうございます。 私の知りたいことは各々の説明で十分過ぎるほどわかりやすくご回答いただき感謝いたします。本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/9/12 23:23

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まず、ハム局というのは、アマチュア無線局のことを指します。 アマチュア無線局というのは、仕事で使うのではなく、個人が趣味で楽しむ無線のことです。 街中を歩いていると、家の庭や屋根にテレビ用とは違うアンテナが付いている家を見かける事はありませんか。 その家がアマチュア無線をやっている人がいる家です。 日本だけではなく、全世界にアマチュア無線を楽しむ人がいます。 アマチュア無線で使う電波は色々な種類があり、小さな無線機でも世界中に電波が飛んで行くものもあります。 そういう電波を使って、季節や時間帯を選んで、世界中の国々と交信をすることができます。 アメリカのアマチュア無線の団体が、世界中の国と地域をおよそ300(現時点では338ほど)に分け、その一つひとつをエンティティと呼んでいます。ちなみに日本は3つのエンティティに分けられています。(北海道・本州・四国・九州・沖縄で一つ、小笠原諸島で一つ、日本の最南東端の南鳥島という島で一つ) このエンティティにいるアマチュア無線局と無線で交信し、交信したと言う証拠(交信証)をもらいます。 その交信証を証拠として、いくつのエンティティ(国や地域)と交信したかを競う遊びがあります。 遊びなのですが、国や地域によっては、アマチュア無線をしている人がいない所もあります。 直接そういう所に行って、多くの人達にそのエンティティと交信させることを目的とするのが、DXペディションです。 (南沙諸島でのドイツ人グループは、このDXペディションを行っていて銃撃されました。) DXというのは、アマチュア無線家が良く使う言葉で、正しくは「distance=ディスタンス」、つまり「距離」と言う意味です。 この「distance」を省略して「DX」(ディーエックス)と書いています。 本来は、「距離」と言う意味なのですが、アマチュア無線家の間では、「遠い距離」というような意味に捉え、遠いところのアマチュア無線局を「DX」(ディーエックス)と呼ぶようになりました。 元々アマチュア無線でもモールス信号(いわゆるトンツー)が良く使われていました。単語をそのままモールスで送信すると、文字数が多くなり、送信する方も受信する方も大変です。そこで良く使われる単語を短く省略して送信することにしたのです。 それで「distance」は、「DX」と省略するようになりました。 次にペディションですが、本来は、「Expedition=エクスペディション」、つまり「探検」と言う意味です。 「アマチュア無線をしている人がいないところに行く=探検」という意味に捉えてエクスペディションという言葉が使われるようになりました。それを短縮して、「ペディション」とか「ぺディ」と呼ぶようになりました。 アマチュア無線では、簡潔に交信するために、独特な略語が多数あります。あらかじめ法律で定められている略語から、自然に発生した略語まで多数あります。 もし分らない言葉がありましたら、補足にでも書いてみてください。

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DXペディションとはまさに、ハム局の少ない国や地域、あるいはハムのまったく運用していない国・地域に移動して運用する事をいいますが、もう少し判り易く言いますと、 まず、ハム局とは、アマチュア無線局のことです。アマチュア無線とは、電波を使って不特定多数の人と交信を楽しむ趣味ですが、ここでは海外のアマチュア無線家との交信を楽しむ人のことを指します。 彼らの中には、単に会話を楽しむ人も居れば、沢山の国と交信することを楽しむ人もいます。 そこで、アメリカのアマチュア無線の団体が、世界のアマチュア無線家が楽しめるゲームを提案しました。 世界を300ほどの地域に分割して、そのすべての地域(=エンティティ)と交信できればゴール、というスタンプラリーのようなゲームです。 エンティティは、基本的には 国単位なのですが、それだけではつまらないので、絶海の孤島・無人島など、普段人が住んでいないような地域も1つの独立したエンティティにして、ゲームのゴールを難しくしました。 南沙諸島も1つのエンティティと設定されているため、このゲームに参加している世界中のハム局が南沙諸島の無線家との交信をしたがっているわけです。 そこでドイツの無線家がこの島に上陸して電波を出し、世界中の無線家と交信をしようとしたところ、不審上陸者として銃撃されてしまったということです。 このように、趣味なのに命がけで世界の各地にある 珍エンティティから電波を出してこのゲームを盛り上げようとしているアマチュア無線家がいるのです。 ある意味、冒険家と同じですね。