おそらくピストン系の問題かと思いますが、 どのような場合に共鳴が起きるかは分かっていますよね？ （固定端が節で・・・etc..） そもそも節または腹で共鳴しているわけではありません。 気柱における共鳴というのは、その気柱の中で空気が振動し、「定常波を作る事」です。 つまり、その問題は「上手く定常波が起こるような位置」を示しているのでしょう。 例えば、 ￣￣￣-|￣￣ ←のような管とピストンがあり、ピストンを ￣￣￣￣￣￣ 徐々に左に移動していくとします。さらに、あらかじめＡの位置から動かし始めるとしましょう。 最初のＡの位置にある状態では、 ピストンが固定端 管の右端が自由端 となっており、 ピストンから右端までの距離は定常波の波長の1/4です。 徐々にピストンを左に動かしていき、Ｂの位置まで来た時に2度目の共鳴。 つまりピストンが先の定常波の、次の節の部分まで移動した来た時ですね。 図を書けば簡単に分かりますがこの時のピストンから右端までの距離は 定常波の波長の3/4です。 確かに節まで来た時に共鳴していますが、節または腹で共鳴している というわけではない事が分かって頂けたでしょうか？ 繰り返しますが、気柱の共鳴とは、その気柱が定常波を作っている状態のことです。 この意味と、問題が問うているものの違いをしっかりと考えてみて下さい。