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イギリスの財政は、ギリシャよりも悪いのですね。

rit********さん

2010/2/1101:24:29

イギリスの財政は、ギリシャよりも悪いのですね。

ファイナンシャルタイムズと言うのを見ていたら、欧州の地図が載っていて色分けされており、
財政の赤字のGDP比で見れば、イギリスやアイルランドはギリシャよりも悪いようです。
北欧は青く色分けされていまして、全体的に2から3パーセントに収まっています。
北高南低?といえるのでしょうか。
イギリスは、ユーロに入ってないので好き勝手に出来るので、ギリシャよりも財政が赤字でも問題にならないのでしょうか。
日本の財政も近年は急速に悪化してますが。。。

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たこまるさん

編集あり2010/2/1119:20:06

何故、イギリスや日本よりもギリシャの財政赤字が問題になっているのか
理由は

①債権者が外国である負債が多い(貸し手は独、仏が中心)
②経済力、国家の資産全体をみても日本やイギリスと比べて
貧弱である
そして一番大事で問題を深刻化していることが
③ユーロ建てであるが故、自国の中央銀行で金融対策を
行う権利がない。つまりかってに通貨を発行したり、負債を
中央銀行に買わせて実質償還させることができない

ことにあります。
ユーロはECB(欧州中銀)が管理しており、EU圏内の特定の国家
の債務を買い取り通貨を発行することを許していません。
さらに債権者がほとんど海外のため、今後経済対策を行うにも
国家の資金調達が難しい(経済力が弱いため自国内で税収による
資金調達も国債発行も難しい)

ギリシャと比較してイギリスの場合、
「負債はポンド建てが多い」。それ故自国の中央銀行に負債を買わせて
借金返済ができます(それをやると、通貨が発行されインフレ気味になり、
通貨が安くなります)、少なくともデフォルトする危険性はありません。

日本に到っては政府債務がほぼ99.99%以上が円建てであり、中央銀行に債務を
買い取らせることができる上に、債権者の96%が日本人のため通貨安になっても
それほど困らないです(逆に日本は極端な円高は困るし、インフレどころか
デフレですよね)。日本の財政問題など海外に比べたら、全くといっていいほど
問題になりません。
ちなみに日本はまだ日銀による国債買取をほとんどやっていないにも等しく
国債は金融機関で人気が高いため(長期金利が低い)、資金調達も困っていません。
(この辺はアメリカも同じです)。

国家財政の負債を考える際に日本、イギリス、EU圏(ギリシャも含めて)では
負債の種類(自国通貨建てか外貨建てか)、債権者(お金の貸しては誰か)
全く異なります。EU内でも債権者が国家ごとで異なるため、簡単に
財政赤字のGDP比で見ていても、全く分からないと思ってください。

最後に一言言うと、実は北欧は国家に激震が走りかねないほどの物凄い
隠れた不良債権があります。国家ではなく、金融機関が東欧、バルト諸国に
貸し出したお金ですね。バルト諸国でデフォルトがでた場合、北欧の主な金融
機関が一気に破綻し、国家でもそう簡単に補填できない額となっています。

質問した人からのコメント

2010/2/11 19:39:46

日本の借金は日本人に借りているからマシだとよく言われますね。どうしようもなくなればお金をいっぱい刷って返すことが出来るのですね。北欧の危機はあまり報道されていませんが、かなりやばいのでしょうか?

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yop********さん

2010/2/1110:43:58

財政赤字をみる一般的な指標には、単年度財政赤字と累積債務残高の2つがあります。
単年度財政赤字は、一年間の財政赤字です。フローの指標になります。単年度の借金額です。
他方それが積み重なったストックの指標が、累積債務残高ということになります。これまでの借金総額です。

2009年の英国の単年度財政赤字は対GDP比-12.6%です。
また同年のギリシャは同-12.7%となっています。ほぼ拮抗していますね。

他方、2009年の英国の政府の累積債務残高は対GDP比71.0%(グロスベース)となっています。
ギリシャの場合、同114.9%(同)となっています。これまでの借金総額はギリシャの方が多いです。
(ちなみにスウェーデンは同-2.0%、同52.7%となっています。出所は全てOECDのEconomic Outlook 86です。)

ギリシャの問題と英国の問題は本質が異なります。

まず、両国とも、2008年秋以来の金融危機による需要の減退(不況)を受けて、
税収の悪化や景気を下支えする目的から、景気対策が採られています。
つまり、政府の収入(歳入)が減り、支出(歳出)が増えた、という点では、共通しています。

異なるのは、まず財政悪化の発射台の水準が違うということです。
元々財政が悪化していたギリシャ(2008年の政府の累積債務残高は対GDP比102.6)と、
比較的余裕があった英国(同52.8%)といった事情の違いがあります。
またギリシャの場合、統計そのものが非常に怪しいのではないか、という懸念があります。
財政統計そのものが下方バイアスをかけているようなので、真の数値では財政はより悪化するといわれています。
こうしたことなどから、英国の問題とギリシャの問題は、比較できないほど、ギリシャの分が悪いといえます。

他方日本ですが、こちらも両国とは事情が異なります。
英国とギリシャは経常赤字国ですが、日本は経常黒字国です。
英国とギリシャと異なり、日本の場合民間部門(家計と企業)が可也の貯蓄を蓄えています。
こうした民間部門が政府の借金を国債という形で引き受けています。
財政赤字以上に経常収支がまかなえていれば、マクロバランス的には問題はありません。
ただ、このような状況は、近い将来家計が貯蓄を切り崩すようになれば崩壊します。持続不可能です。

日本がギリシャのようにならないとも限りません。
政府も企業も国民もそろそろ腹をくくって増税するしかないでしょう。

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