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管球アンプに詳しい方にお尋ねします。

tad********さん

2010/2/2403:03:12

管球アンプに詳しい方にお尋ねします。

50~60年代の古典的なイギリス製のアンプに興味があります。現在クオードのもの使用しています。満足していますが、当時他社はどんなアンプを出していたのでしょう。
わずかな知識で知っているのはリーク、ロジャースくらいです。

アメリカのビンテージアンプに関してはトランスのメーカーや、ワイヤー、コンデンサーなどのパーツにいたるまで研究され、情報も多いですが、イギリスの物についてはあまり聞きません。知っているところではパートリッジくらいです。

そこで皆さんが解る範囲で次のことを教えていただけたらと思います。

その一: 当時どのようなメーカーがあったのでしょう。また代表的なアンプはどんなものですか。

その二: BBCに納入されていたアンプの中でクオード、ロジャース以外にもあったのでしょうか。

その三: 当時のトランスメーカーにはどんな会社がありますか。また線材やコンデンサーメーカーについてもご存知ですか。

その四: 初期のころローサーやタンノイも自分のところでアンプを作っていたみたいですが、トランスなんかはどこのものをつかってい たんでしょうか。

ひとつだけでも結構です。皆様のお知恵を分けてください。

補足貴重な情報有難うございます。フェランテですか。全く知りませんでした。またデッカというのも盲点でした。音も聴いたこと無いくせに、いつかはpx25アンプなどと大それたことを考えて、パートリッジのトランスを買い集めて暖めています。回路についてはどうなんでしょう。もう古典的な回路が定番になっているんでしょうか。ローサーの自社アンプについての回路図なんて手に入るものなんでしょうか。何かお分かりですか。

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vi6********さん

編集あり2010/2/2614:49:39

tadanoishikoroさんが挙げられているメーカーとアンプで、ほとんどすべてではないでしょうか? これら以外に何かあるとしても、超珍品だったりします。クォードの22とII型アンプは私も昔持っておりましたが、極めて良いアンプだと今でも思っています。リークの方が良いと言う人もいますが、使用部品や回路から見て、クォードより格段に良いということはないでしょう。

これだけいろいろ調べられたのですから、もうご存知かも知れませんが、

http://www.lowthervoigtmuseum.org.uk/lowtheramps.html

Lowther Museumというサイトで、Lowther(ローサー、ラウザー)のアンプの写真が並んでおります。直熱三極管PX25をシングルもしくはPPで使った初期のアンプはクォードより上でしょう。

BBC関係だとクォードやロジャース以外に、パルメコというメーカーもありました。アンプをどのぐらい作ったのかは知りませんが、パルメコのトランスは今でもeBayで時々見かけるので、探している人もいるのだと思います。たぶん、音は良いのだと思います。

イギリスで忘れてはいけないブランドにDecca(デッカ)があります。カートリッジとデコラというステレオ装置が有名ですが、初期のデコラに付いていたアンプ(やはりPX25)はすばらしい音がするという評判です。また、デッカのプリアンプが良いと言う人もいます。

トランスについて、どの市販アンプがどんなトランスを積んでいたかよく知りませんが、トランス単体なら、入手は大変困難ですが、Ferranti(フェランティ)のトランスが最高です。特性的にもアメリカのWestern Electricにひけを取りません。(1950〜60年代よりさらに古典的になってしまいますが…)

完成品のアンプとしても、部品としても本当の極めつけは、何と言っても、ロンドン・ウエスタン/ウエストレックスの製品です。ただ、数が少ないので、みつかったとしても大変高価です。

コンデンサーや抵抗に関しては、eBayで時々ヨーロッパ製を入手しますが、また、その中にはイギリス製も時々まじっていますが、作りからして1930〜1960年代のアメリカ製に見劣りする場合がほとんどなのが残念です。Ferrantiブランドのコンデンサーも買ったことがありますが、このメーカーは戦後急激にダメになっており、安物という感じだったのがちょっと悲しかったです。

**********************
補足:

友人宅で聴く限りPX25はすばらしい音を出します。RCAのUX250に馬力で匹敵し、ほとんどのWE300Bより繊細で味わい深いです。鳴らすスピーカーにもよりますが、回路はトランス結合の古典回路がベストです。トランスを入れると帯域が狭くなると思っている人が多いですが、フェランティクラスだと20〜20,000Hzまでフラットです。特にシングルの場合、トランスを入れないと馬力が出ません。(もっと馬力が欲しい場合は、帯域はカマボコ型になり、ゲインも下がりますが、チョーク結合が良い結果を出します。)

ローサーのアンプは写真で見る限り、段間トランスらしきものがシャーシに乗っていないので、コンデンサー結合だと思います。PM-4やPM-2にホーンをつけたらどんなアンプでもバンバン鳴るので、段間トランスを敢えて使っていないのだと思います。タンノイやAxiom 80などをお使いでしたら、ぜひともトランス結合またはチョーク結合をおすすめします。その際、出力トランスと段間トランスは、もし入手出来ればフェランティ、入手出来なければアメリカ製になりますがUTCのSシリーズが絶対のおすすめです。さらに、電源回路の最初の平滑コンデンサーをオイルコンデンサー(8mFで十分)にしますと、古典球は本来の実力を発揮してくれます。

ローサーのアンプの回路はみつかりませんが、浅野勇著『魅惑の真空管アンプ』にPX25を使った古典回路がいくつか紹介されており、ローサーの回路もこれに近いものではないかと思います(大昔はそんなに多くの選択肢がなかったため)。

質問した人からのコメント

2010/2/26 23:39:39

降参 有難うございます。とても詳しくて大満足です。自分のオーディオの終着点はローサーにやはりpx25かなと思っています。期待が膨らみました。トランス結合はかえってOKなんですね。インターステージもパートリッジのものを買ってあります。実際お聞きになった方の印象なので勇気付けられます。重ねて感謝いたします。

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