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建築家やデザイナーの方はアイディアやデザイン、コンセプトを生みだすときに他の...

new_id1985さん

2010/3/1118:46:40

建築家やデザイナーの方はアイディアやデザイン、コンセプトを生みだすときに他の分野の学問でのテーマや原理などをどのように応用していますか?
具体例も知りたいです。

ちなみに私は建築学やデザインとは無縁の無学な24歳です。
最近、自動車のデザインが目まぐるしく変わっていく様に疑問を感じ、デザインがそもそもなんなのか、なんの要請からデザインが生まれているのか気になったので質問させていただきました。
なので以下の稚拙な例は建築やデザインに携わる方々には不愉快に思われるかもしれませんが何とぞご勘弁ください。

例1
1万年間存在し続けている木造の建造物Aがあるとします。
一見、1万年間姿を変えていないように見えますが実はパーツは何度も交換されていて1万年前から残っているものはひとつもありません。
なのでパーツひとつひとつというミクロな視点で見ていったとき、それはもはやAでないといえますが、建物本体というマクロな視点で見たときそれはAであると言えます。
このような歴史的建造物の解釈は物理学や化学でいうところの「動的平衡状態」の応用というかメタファーであるという解釈ができるかと思います。この解釈をもとにしてAのアイデンティティは成立します。生物も同じ要素を持っています。

例2
「知の体系は半順序集合である。学問間には相互関係とヒエラルキーがあり、その相互関係の重要性を学ぶことは肝要である」と考えた建築家が図書館の書物を半順序関係に配置構成し、関係性をデザインとして視覚化できるように図書館を設計する。
順序集合は数学の言葉ですね。

最後に、「個々のデザインは秩序らしきものを形成する作業か?」「なんの要請からデザインが生まれるのか?」を論理的に自然科学や社会科学、人文科学、形成科学の話も交えながら解説していただければ幸いです。(デザインは応用科学もしくは応用芸術なのでデザインという概念がどんな存在から派生しているかは上位の抽象度の高い学問を引き合いに出せば、少なくとも思考停止状態には陥らないであろうという私の個人的な観点から「自然科学なども交えて」話して頂くことを要望しています。)

補足感想でもお叱りの言葉でもなんでもかまいません。
極端な話「意味不明だよ」でもかまいません。
何か反応があるとうれしいです。

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ベストアンサーに選ばれた回答

ykhm_kdkeさん

2010/3/1403:10:03

質問も回答も難しい!私にはお手上げ。でも読んでて楽しかったです。

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ベストアンサー以外の回答

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pocorinousさん

2010/3/1222:54:45

デザインとは「心地よく暮らすための手段」と私は捉えています。
それは流行による経済活動の活性化ということも含んでいます。

現代デザインにおいては機能主義と情動主義の二つの大きな潮流があります。
機能主義デザインは人間を機械的に捉えて事物を創造しようとする考え方です。
情動主義デザインは人間を心理的に捉えて事物を創造しようとする考え方です。

人間工学(アーゴノミクス)は前者のための代表的な手法です。
自動車の外観や家電製品のデザインなどは、人間の新しい刺激を求める本能に
訴求する、情動主義に負う割合が多いデザイン手法が取られています。

噛み砕いて申し上げると、デザイナーは理詰めでデザインしていく
領域と本能的にデザインする部分が異なる製品だけでなく
一つの製品においても存在するということです。

認知心理学者のドナルド・A・ノーマンの以下の二冊を読んでいただくと
「デザインとは何か」ということが私が説明するよりも
ご理解いただける思います。

「誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論」
「エモーショナル・デザイン―微笑を誘うモノたちのために」

商品コンセプトの立案はデザイナーの範疇でなくプランナーが行うのが
普通です。デザイナーはそのコンセプトに沿って形と色をモノに与えていきます。

デザイナーは理論的な説明が苦手な人種とご理解ください。

2010/3/1216:28:03

非常に難解な質問ですね~。
的を得る自信はそんなにないですが、大学院まで建築を学んだ上での一言を参考までに・・・。

結論から言うと、建築に要求された機能と建築デザインの間には必ずブラックボックスが存在する、ということに尽きます。このブラックボックスは、俗な表現が許されるなら、要はセンスというものにあたると思います。

指摘にもあるように、建築をデザインするにあたっては、その要求(要請)される機能が何なのかを明確に理解することが、大前提となります。その要求を既成概念にとらわれることなく分解し、本来のベストな形に論理的に再構築し、それを建築という一つの形として作り上げていくことが、建築家の真の役割なのです。

つまり建築は、理論に裏付けられた機能を表現する形でなければならないということになります。建築界の巨匠・コルビジェの有名な言葉に『家は住む機械』というものがありますが、まさにそのことを指し示していますね。


で、問題になるのが、その機能をどう形にするか?ということです。

著名な建築には必ずといっていいほど、①要求される機能の整理→②その再構築の理論的根拠(コンセプトやプログラム)→③それらをどうデザインに反映しているのか、が明快にされています。例1、2にあるような、デザインの論理的根拠があっての完成された建築物になっているのは間違いないのですが・・・

が、しかし、②→③の部分というのは、決して数学的に導かれるものではありません。センスと言ってしまえば非常に陳腐な感じがするので抵抗がありますが、まさに理論をデザインに昇華される際には、科学的には証明できない作業が建築家の中(頭の中)では行われているものなのです。これを自分はブラックボックスと呼ぶのですが、理論的なものまで共有しながらも、このブラックボックスを通過した完成形の段階では、大きく説得力に差を生むことが多く、それが最終的には建築としての評価の差につながっていることは間違いないのです。穿ったものの見方をすると、デザインありきで理論が後付けの様な気になることすらあります。(理屈を超越して、美しいという意味です)

どれだけ明確に機能を把握し、それらを素晴らしく機能的に再構築できたとしても、そのままではただのプレゼン資料にしかならず、ここまでが論文屋の限界なんですね~。特に例2の様なアプローチは、個人的には好みなのですが、この様な学問的フォローのみで秩序(らしきもの)を形成する作業では、良いデザインには中々至らない、ということです。ここまでの人は、自分のまわりにも結構多いのですが、そこから一皮むけた評価を得られるかどうかは、そのブラックボックスの性能の差としか言えないというのが、経験による本音ですかね(自嘲ふくめ)。

ま、回答になってるかは疑問ですが・・・参考までに。

fx9gpiさん

2010/3/1207:53:30

デザインとは何かと言うことに関しての素晴らしい着眼点に敬服します。

私はデザインというものにそこまで論理的学問的論拠を見出さない立場の人間です。なぜならばデザインとは芸術一般と同じように、ひとつの境地や世界を表現しているもので、その発生は恣意的なものと考えているからです。

表現にいろいろな方法があるとしても、そこに表れている境地や世界は秩序や論理性を否定した所から発生していると考えます。

>「個々のデザインは秩序らしきものを形成する作業か?」
ひとつの境地や世界を表現しているものと考えます。ひとつの世界の表現したものです。秩序がある場合もあるし、それとは無関係な混沌としているものもあります。

>「なんの要請からデザインが生まれるのか?」
芸術一般と同じようにそれは、ひとつの境地や世界の提示という使命があり、受け取る側は、新しい境地や世界を知ることができます。

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