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判決言渡し日に既に転属済み、判決文に名前載ってるのに、その日は裁判官じゃ無か...

cyb********さん

2010/3/2019:00:50

判決言渡し日に既に転属済み、判決文に名前載ってるのに、その日は裁判官じゃ無かったって有効ですか?

補足なるほど…裁判途中で部外から裁判官を呼び、転属でもないのに裁判官を交代、初めの裁判官はそのままの部署、そして結審後に途中から入った裁判官は転属って通常の事なんですね?

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ベストアンサーに選ばれた回答

ohn********さん

2010/3/2020:10:44

有効です。

判決をする裁判官自らが弁論の聴取や証拠調べを行う原則を「直接主義」といいます。民事訴訟法249条1項は、「判決は、その基本となる口頭弁論に関与した裁判官がする。」と規定して直接主義を採用することを明らかにしています。

直接主義を貫徹すると、裁判官の交代があった場合、後任の裁判官は、弁論の聴取や証拠調べを最初からやり直すことが必要になりますが、それでは訴訟経済に反します。

そこで、裁判官交代の場合には、当事者が従前の口頭弁論の結果を陳述することによって、直接主義の要請を満たすという取扱がなされています(同条2項)。これを「弁論の更新」といいます。

口頭弁論終結前に、裁判官がAからBに交代した場合、当事者はBに対して「従前どおりです。」と陳述すれば(弁論の更新)、Bは、弁論の聴取や証拠調べを最初からやり直す必要はなく、判決に熟すると判断すれば、口頭弁論を終結して、B名義で判決書を作成して、Bが判決を言い渡すことになります。

これに対して、口頭弁論終結後に、裁判官がAからBに交代したものの、Aが判決書を作成していた場合には、弁論の更新は必要ではありません。弁論の聴取や証拠調べを行ったA自身が判決書を作成していれば、「直接主義」の要請を満たすからです。質問のケースは、正にこのような場合です。

Bによる判決の言渡しは、Aの作成した判決書の「代読」であり、「直接主義」の要請を満たしていますので、違法ではありません。


民事訴訟法第249条(直接主義)
①判決は、その基本となる口頭弁論に関与した裁判官がする。
②裁判官が代わった場合には、当事者は、従前の口頭弁論の結果を陳述しなければならない。
③単独の裁判官が代わった場合又は合議体の裁判官の過半数が代わった場合において、その前に尋問をした証人について、当事者が更に尋問の申出をしたときは、裁判所は、その尋問をしなければならない。

質問した人からのコメント

2010/3/21 06:48:03

詳しい解説有り難うございました。

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