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アントニウスは、金に汚いところがあったのですか?

rit********さん

2010/7/1523:31:18

アントニウスは、金に汚いところがあったのですか?

カエサルの武将のアントニウスは、金に汚いところがあったのですか。
無頼で、女好き、がさつ、教養がない。などと評されます。
カエサルによく似ているところがあるのでしょうか?
しかし、アントニーは人間っぽい性格なのか、ローマの共和制末期の人物のなかではかなり人気を誇りますね。

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him********さん

2010/7/1600:26:50

アントニウスは金に汚いというより俗物っぽいといった方が良いでしょう。
彼は部下に羽振りが良かったため、軍隊では彼の宿敵であるアウグストスより人気がありました。
しかし、カサエルのように兵士をまとめるための必要に応じた羽振りのよさではなく、単なる見栄からです。
懐に百万円あれば豪快に奢ってくれるけれど、財布に一万円しかなくなるとたんにけちになるような人といえばいいでしょう。
結局、軍人としては優秀だったが器量は小さいといってしまえばそこまでです。

教養がなかったわけではありません。彼は貴族の出でありギリシャ語やエジプト語にも精通していました。
将軍としての教養を身につけていただけで、議会で巧みな駆引きのできる演説ができるような人物ではなかったということだと思われます。
彼は軍人らしい、ストレートで命令口調な傲慢な物言いをするため、ローマの文化人からは嫌われたのだと思われます。

彼の人気は、死後、クレオパトラの演劇がローマではやった事から高まったようです。
人は悲劇の恋愛に魅かれるアントニウス同様の俗物であるということなのでしょう。
アウグストスはその劇をみて苦々しく、演劇家は悲劇を演じることはできるが、喜劇を演じることはできないと皮肉っています。
自分の宿敵だったアントニウスが主人公となり、自分が悪役になった劇を見てもそれをやめさせる事のなかったローマの統治者であるアウグストスこそ真に皇帝にふさわしい人物だったといえますが。
さて、アントニウスは女好きだったわけではなく、ひとつのものに夢中になると他が見えなくなってしまうようなタイプだったようです。
クレオパトラと出会ってからはほかの女性には見向きもしていません。
クレオパトラは教養あふれる美女だったかもしれませんが、頭が良かったのかどうかはわかりません。
クレオパトラは、アントニウスを骨抜きにしたのはいいけれども、それと同時にアントニウスの長所であった軍人としての統率力も失わさせてしまいます。
どこぞの王女に犬のようになついている将軍を見て部下たちがついていくはずもありません。
クレオパトラはアントニウスの軍事力を欲していたにもかかわらず、自分のしていることに気づいていた様子はありません。
そして、ますます増長し決戦の場にひょこひょこ現れアクティウムの海戦の敗因を作ります。

こうしてみるとアントニウスはアウグストスとタメを張るような人物ではなかったと思われます。
クレオパトラが野心を持ってアントニウスに近づかなければ、彼はアウグストスに狙われることもなく、どこぞの戦場を勝ったり負けたりと転々として緩やかにアウグストスに権力を奪われ、最後は適当な場所で余生を過ごしたことでしょう。

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

izu********さん

編集あり2010/7/1921:58:39

金に汚い、とは、そもそも、抽象的な言葉であり、どうとでも解釈可能です。あなたの言う、金に汚い、とは、どういう意味でしょう。


アントニウスは、少なくとも、ケチでもないでしょうし、金儲けの事ばかり考えていた訳でもありません。


カエサルによく似ているところ~と仰いますが、カエサルも、ケチではないし、金儲けを目指したわけでもありませんよ?むしろ、使うべきところでは、借金をしてまで、豪快に使います。その一方、私生活は意外にも質素でした。


金に汚い人物と言えば、三頭政治の一角たる、クラッススでしょう。彼は、そもそもが、今で言う「経営者・資本家」であり、政治家でも軍人でもありません。そして、あこぎな商売をすることで有名でした。クラッススと、混同していませんか?


アントニウスは、今で言う「体育会系」の人であり、豪放磊落で、人情的で、男気溢れる人でした。ですので、ケチではないでしょう。むしろ、自分にも他人にも、豪快に金を使った可能性が高いのでは?


そして、当然、体育会系につきもののデメリットを持っていたのも事実。つまり、粗暴な部分があり、緻密な思考が下手で、感情に流されやすい、というような。


カエサル、オクタヴィアヌス(アウグストゥス)は、そういった性格ではないですね。カエサルは、体育会系と文化系の中間、オクタヴィアヌスは、文化系でしょう。


アントニウスは、教養が無いわけではありませんよ?エリートたるに相応しい教養を、充分に身につけていました。


ただ、「勉強ができる」と、「判断力がある」とは違います。酷な言い方をすると、アントニウスは、勉強ができる体育会系の人物ながら、判断力が弱かった、ということ。


アントニウスとカエサルとの間に、似ている点を探しても、特別に取り上げるモノもありませんね。政治家、軍人、さらには文人としても、カエサルの方が、格が2つ上です。


たしかに、アントニウスは、一定の人気を誇りますね。弱点が多い性格、だらしない姿、哀れな破滅者、という点が、人情味や、可愛らしさを催すのでしょう。


同時代でも、軍団の兵士たちには人望があった一方、知識人には嫌われていました。

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