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ベートーヴェンの交響曲第5番の最初の録音のCD化

joh********さん

2010/9/2717:30:59

ベートーヴェンの交響曲第5番の最初の録音のCD化

ベートーヴェンの交響曲第5番の最初の録音が、1910年にエドワルド・キュヌッケ指揮オデオン大室内楽団によって行われた、との回答を頂きました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1147284191

なお、fricsay1914様には、この質問を投票にまわしてしまったことを、深くお詫びいたします。申し訳ございませんでした。
クラシック・プレス誌を取り寄せまでしていただいての回答、まことに、ありがとうございました。

この録音は、ラッパ吹き込みの古い録音とのことですので、中古レコード屋さんでも、入手は難しいと思っております。

レコード会社様。関係者様。歴史的録音です。早くCD化お願いいたします。要望します。

それとも、CD化するには値しないような演奏なのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

fre********さん

2010/10/212:16:20

こんにちは。

前回の質問も拝見させて頂きました。

横から回答するようで申し訳ありません。

ベートーヴェン交響曲第5番、世界初録音になる1910年録音の、Großes Odeon -Streichi-Orchester(グロッセス・オデオン・シュトライヒ・オルケスター)の演奏は、ODEON RECORDのSP盤よりマスタリングされ、ケンレコードWING・レーベルで WCD 62として2001年に発売されました。
現在ではこのCD、新品の入手は非常に難しいです。中古品として出回っている可能性はあります。

指揮者はFriedrich Kirk(フリードリッヒ・カーク)という方です。
オーケストラ名は「Grosses Odeon Streichi-Orchester(以下G O.S.O.)」とSPレーベル面に記載されているので、弦楽団みたいですが、ちゃんと管楽器も演奏しています。

>それとも、CD化するには値しないような演奏なのでしょうか?
そんなことはないですよ。この、カーク&G.O.S.O.の演奏は、当時の演奏としては、二キシュ盤と同様に素晴らしい演奏です。
当時の演奏としては、と言うのは、当時の録音技術に制約があって、それが、演奏にも影響しているって意味です。演奏技術は素晴らしいです。
でも、多分、再度CD化しても、あんまり売れないんじゃないかな?二キシュ&ベルリンフィルの演奏が有名なので。

でも、私も、カーク&G.O.S.O.のベト5番は、別メーカーから再マスタリングして、再び発売してもらいたいと思います。

話がそれますが、
二キシュ盤のベト5番はだいぶ以前、LPレコードで聞いていました。
「へえ、昔の演奏って、独特だなあ。」というのが、当時の感想でした。

カーク&G.O.S.O.の演奏も、二キシュの演奏に見られる独特のポルタメント、グリッサンドが見られますし、オケの演奏技術も二キシュ盤に劣りません。(もしかして、G.O.S.O.のメンバー=ほとんどベルリンフィルだったりして、、、)

また、二キシュ盤では、1楽章の提示部をリピートしてないのに比べ、カークの演奏は提示部のリピートもちゃんとやってます。もちろん、両盤ともに、演奏の部分カットはありません。完全な全楽章演奏です。

ただ、WING盤のカーク&G.O.S.O.のCDはピッチが高すぎます。A=445Hz以上ありますので、おそらく、マスタリングの際の不手際だと思われます。カラヤンのベト5番よりピッチが高いんです。それはありえないと思います。また、SPレコードの偏芯も補正されていないので、音程が不安定です。二キッシュ盤はそんなことはありません。(偏芯とは、レコードの穴の位置が中心からずれていて、音程が安定しないレコードのことです。ピアノのレコードでは、特に目立ちますよね。レコードの針がレコードの中心に進むにつれて、音程が揺れます。船酔いしそうです。)
また、WING盤のカーク、ベト5番はイコライジング処理も不十分なので、どうしても、二キシュ盤より劣って聴こえてしまう。
もし、どこかのレコード会社がカークのベト5番を再度マスタリングしなおして発売していただけるなら、これらの点を是正して頂きたいと思います。

なお、カーク盤はコントラバスならびに、チェロまでもが演奏にも参加しておらず、チェロ、バスのパートをファゴットとチューバで担当しています。
低音楽器の低音に対する当時の録音技術不足を痛感させられます。
3楽章のチェロ、コントラバスのユニゾンを、ファゴット、チューバでやられては、かなり情けないですが、これは、いたしかたありません。

久しぶりに、ドイツ・グラモフォンのCDで二キシュのベト5番を聴きましたが、デジタルマスタリングと、うたってはいるものの、オリジナル音源に、人工的な残響処理を施してありました。
再度発売したとしても二キシュのベト5番、ドイツ・グラモフォン盤は購入するさい注意したほうがいいと思います。
この点、シンポジウム盤の二キッシュ、ベト5番は残響付加をしてないし、低音域の音質もかなり補正出来てます。
ニキシュの盤では、チューバに加えて、コントラバスも参加しています。ほとんど聴こえないのですが、1楽章のピッチカートなど、コントラバスの音が聴こえます。

二キッシュのCDを聞いて思ったのは、無電気録音でも、マスタリングの際の音質をいじくり回せば、それなりに聴ける演奏にはなるってことです。

WING盤CDのカーク&G.O.S.O.の音源となったSP盤は所有されている方が明らかですので、リマスターで再発される可能性は0%ではないと思います。
その時は、もう少し、良い音でマスタリングして頂ければ、、、うれしいです。
SP盤の状態はそれほど悪くないので、真面目にマスタリングすれば、良い音になると思うんですが。

↓の画像は
左より
Wing盤CD「ベト5番、カーク&G.O.S.O.」
D.G.G.盤CD「ベト5番、二キッシュ&ベルリン・フィル」
Symposium盤CD「二キッシュ録音全集」

こんにちは。

前回の質問も拝見させて頂きました。

横から回答するようで申し訳ありません。...

質問した人からのコメント

2010/10/3 18:24:36

降参 freudeschonergotterfunken9さん、各盤のレヴューありがとうございます。
fricsay1914さん、Penopenononさんも、色々、情報ありがとうございます。
ウィング盤、探してみたいと思います。
しかし、早く、再CD化を望みたいですね。
各、先輩方に御礼申しあげます。

ベストアンサー以外の回答

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pen********さん

2010/9/2922:07:52

フリッチャイさんが指摘されてますけど、オーケストレーションなんか、かなりいじってあるんだろうと思います、、
ので、普通の意味で鑑賞するようなもんじゃないのでは・・・て思います。

これは1913年のニキシュの録音についてです、参考に読んでくださいhttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1223235037

最初期のオーケストラ録音は、録音技術上の制約が大きすぎて、
指揮者も本来の演奏なんかできかったんじゃないかな、と、、
なので、録音史から見れば貴重かもしれないけど、演奏にあんまり期待しないほうがいいのかも・・
あとキュヌッケ、オデオンていうのが、知名度的に言ってもちょっと・・て気もします。
CD化するのに、レコード会社が状態の良い原盤を入手できるのか?て問題もあるのかもしれませんね・・?

fri********さん

編集あり2010/10/213:11:07

先日のご質問に回答しているうちに、興味深くなり、色々と調べてみました。

まず、指揮者、エドワルド・キュヌッケですが…
歌劇「ロビンの終末」や、オペレッタ「ディングスタから来た従兄弟」などで知られる、ドイツの作曲家、Eduard Künneke(1885年1月27日 - 1953年10月27日)のことで、わが国では「エドゥアルド・キュンネッケ」という表記でも記される人です。
ウィキペディアのドイツ語版のキュヌッケの項目に、オデオンというレコードのレーベルに1910年ごろ録音を行っていた、との記載がありました。

そのオデオンというレーベルですが、1903年創業のレコード会社で、後にEMIの傘下に買収されています。

SP自体は現存しており、わが国でも2009年にこのSP盤を聴くイベントが開催されたりしていますが、この時代の録音(ラッパ吹き込みの限界で、オーケストレーションの変更など、現在では信じられないような代物だったりします)の宿命か、なかなかCD化はされないようです。
(同年代の録音でCD化されたものには、ピアニストや歌手のものが多く、黎明期のオーケストラ録音、という貴重な資料であっても、レコーディング専用オケという事情も含めて難しいようです。)


なお、ほぼ同時期にキュヌッケがオデオンのオーケストラと行ったワーグナーの歌劇の抜粋の録音が、以前CD化されたことがあるのので参考までにそちらのリンクを。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1072220


(追記)
先の質問の際に参考にした「クラシック・プレス」誌では、キュヌッケ指揮とされていましたが、ウィング盤(この存在は知りませんでした)では、フリードリヒ・カークの指揮とされており、カーク説を評論家の平林直哉さんも支持されているようです。

フリードリヒ・カークは、当時ハンブルグの劇場で活躍していた指揮者といわれていますが、生没年など詳しい情報はわかりませんでした。

平林直哉さんの著書「クラシック名曲初演&初録音事典」(大和書房 2008年)では、カーク指揮とされているほか、平林氏が立ち上げたCD-Rレーベル『SERENADE』で、同書に連動した「世界初録音集」というCD-Rを製作したうちの第2集に、第2楽章のみが収録されています。
(このCD-Rは一部のネット通販系ディスクショップで扱われています。)
http://www.cadenza-cd.com/label/serenade.html#SEDR-0002 カデンツァさんのサイト内のディスク紹介ページ

ちなみに、ニキシュ盤は世界2番目、ではなく3番目です。
2番目はブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラーが、1913年(の、ニキシュよりも先の時期)に新ベルリン・フィルハーモニカーという団体と録音したものですが、こちらも現在入手することは出来ないようです。

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