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マーラーとブルックナーはなぜか比較されることが多いのですが、 これは日本だけのことですか?

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2人とも、長大な交響曲を中心に作曲した、という点は同じですが、作風は全然違いますね。 特にブルックナーはオルガンの演奏家でもあったので、書法や構成が影響されてます。誰か忘れましたが、「ブルックナーはロマン派ではない。むしろバロックである。」と言って人がいるようですが、共感できます。

マーラーはブルックナーの生徒だったんだよ。 ブルックナーの交響曲第3番のピアノ連弾用の楽譜をマーラーが作ったりしてる。 (当時はオーディオとかなかったから交響曲を家庭で聴く代用品としてピアノ連弾用の楽譜が作られていた)。 マーラーは指揮者になってからもブルックナーを取り上げている。 確かに音楽のスタイルとしては表面上はあまり似てないけどマーラーが多く影響を受けたのは確かだし後期ロマン派の大編成で長大な交響曲を書いた点で共通している。 音楽ファンだけじゃなくシノポリなんかも「マーラーとブルックナーは同じコインの裏表でどちらも大事」といってた。

特に英国では、日本と同様に扱われることが多いようです。ドイツ・オーストリアでは20世紀末までマーラーは異端視されていたように思えますし、米国では未だブルックナーの人気が今ひとつです。 オーディオソフトとして、大編成の管弦楽作品であることから、並んで取り上げられることが多いということもあります。 しかし、何といっても、直接の先生と学生だったわけですし、その域を超えて深い親交があった2人です。 マーラーは「私とブルックナー先生は師弟関係というようなものではない(もっと強い絆で結ばれた「同志」であった)!」と発言していたようです。 生まれ年には36年の差がありますが、没年は15年しか違いません。ブルックナーが没した年までに、マーラーも交饗曲を3曲書いたことになります。 作風にも、特にマーラーの交饗曲第9番の終楽章冒頭のモチーフは、師匠の9番の3楽章(未完のため、結果的に終楽章)の冒頭との類似が指摘され、壮大なオマージュであるとか、「あの世から師匠の声が聞こえた…」とも云われております。